監督交代をを経て、やっと、やっと今シーズン初勝利をつかみました!
監督交代の初戦のカップ戦では大敗しました。
メンバーが違うとはいえ、かなり厳しい内容でしたし、もしリーグ戦で結果が出なければ、チームが瓦解するような状況であったかもしれません。
試合前登録選手とスタッフ全員が出てきて、監督のメッセージをスタジアムに伝えました。
やはり、チームにとっても本当に重要な試合であったことを示すものだったっと思います。
しかし現実は厳しく、立ち上がり早々に失点をすることとなります。
そのあとに普段ではありえない光景がありました。
全員で円陣を組んで、もう一度やり直すことを確認してから試合を始めました。
選手全員が前向きにプレーをしていることは、誰の目にも明らかでした。
相手がボールを持った瞬間にアプローチをしていき、奪うシーンもありましたし、簡単に蹴るしかない状況に追い込み、圧倒的にエスパルスが押し込みました。
相手は後ろからのチャージや、アフター気味のプレーもかなりありましたが、審判が全くとらないですし、PKの見逃しのシーンもありました。
本当にジャッジがひどかったですね。
選手もスタジアムもかなりストレスを抱えていました。
そんな中、エスパルスの選手は得点だけを目指していたことは、リスペクトすべき点だったと思います。
右サイドを完ぺきに崩し、最後北爪が同点ゴールを決めてくれました。
エスパルスの前むきな姿
なかなか決まらない劣勢の状況
監督交代で結果が出ない不安
審判へのストレス
様々な思いがたまっている状況で生まれた同点ゴールは、スタジアムの雰囲気がすごかったですね。なかなか見られないものを見た気がします。
ただ、不安だったのはかなり強度の高いプレーを続けていたので、90分持つかどうかという点です。
ここり20分の戦いが厳しくなる気がしていました。
しかし60分過ぎから足が止まり始め、選手の距離がかなり開き始めました。
その時間帯から相手がボールを動かせるようになり、試合の流れが変わりましたね。
なかなかボールホルダーにアプローチが行けなくなり、プレスの位置が自陣最終ライン付近まで押し込まれることになりました。
個人的には秋葉監督に期待していたことは、交代選手でパワーを取り戻すことです。
彼の強い言葉で送り出すことによって、交代選手による影響を高めてくれることです。
残念ながらこれまでは、交代するたびにパワーが落ちていく試合ばかりを見てきましたからね。
しかし、昨日の試合では1枚目のカードは逆効果でした。
動かないうえに、ボールが来た時にも楽なプレーを選択してすべてプレーを切ってしまいました。
余計に相手の勢いをつける形になりました。
なかなか攻め込むこともできず、時間が過ぎていき、相手のペースになりました。
昨シーズンずっと見せられてきたATの失点による敗戦のイメージを持った人も少なくなかったかもしれません。
しかし試合は次に切ったカードから動きました。
CKからセフンの劇的な逆転ゴールが生まれました。
交代選手が試合決めてくれて、チームが本当に1つに戦っていることを結果で示してくれました。
終盤でCKをとった時に、権田がDF陣に声をかけて守るように指示をしていました。
鈴木と高橋に上がるなと指示を出して戻していました。
そのCKをキープする選択をして、得点を取ったセフンと北爪が身体を張って、かなり時計を進めてくれました。
最後の最後まで審判が笛を吹きませんでしたが、かなりの時間がたっていたのではないでしょうか?
秋葉監督が興奮してピッチの中に入ってしまっていましたね。
第4の審判が笑っていてカードが出なかったのはよかったと思います。
完全にアウトですからね。
最後のプレーは全員でゴール前でカギを閉めて勝ち点3をつかみました。
本当に長かったですね…。
まだ今シーズンエスパルスをあきらめなくて済む気がします。
それも次節が重要です。
選手全員が称えられるほどのプレーを見せてくれました。
昨日の戦いを継続できれば、選手のチカラが発揮され負けることはほぼないでしょう。
しかし1試合で終わってしまっては全く意味がありません。
中3日、中2日でリーグ戦を迎えることになります。
ここで連勝すれば、完全に違うチームになったといえるでしょう。
その姿を見せ続けてほしいですね。
P.S.
頑張っていた選手1人1人に言及したかったのですが、記事が長くなってしまったので、私の記憶の中にとどめておくこととします。