「これが清水の底力だ!」
というお題でも付きそうな試合内容と結果でした。
6-0で山口に勝利しました。
もしかしたら、シーズン前には昨日の試合のようばゲームをたくさん見られると想像していた人も多いのではないかと思います。
連戦ということもあり、メンバーを7人も入れ替えてきました。
秋葉監督は就任前からメンバーをどんどん変えてくるという情報はありましたが、実際に目の当たりすると大胆な采配に映りますね。
立ち上がりに関しては連携面に難がありました。
スピードに乗って攻めたい場面でパスがずれるシーンが何度もありました。
そのあとのカバーの反応が早いので、相手のチャンスにならずにつぶせていたことが、絶えずチャレンジを続けられた隠れた要因でしょう。
そして先制点はセットプレーから生まれました。
風を計算したようなボールは見事でした。
昨日の試合で抜擢された井林がゴールを決めました。
あっさりと先制できたことが大きかったですね。
メンバーも変わる中で、結果を出せたこととで落ち着いてプレーができるようになりました。
そしてすぐに相手のミスから北側のゴールが生まれます。
やっと決まったという感じですね。
ゴールを決めた後のプレーが変わったので、本人にもプレッシャーがかかっていたのでしょう。
このゴールも大きなゴールになるのではないでしょうか?
後半は試合にはならなかったですね。
異例ともいえる2度の中断で、通常の試合とは全く違うものになりました。
1度目の中断開けはプレーが緩慢で、相手にチャンスを与えてしまいました。
そして2度目の中断に入ります。
相手が3枚替えをしてきた直後の交代です。
じっくりと対策を練ることができたので、エスパルスにとっては少しラッキーなものになりました。
2つの中断後に得点を挙げ、しっかりと集中をし続けたのはエスパルスでした。
相手の前がかり布陣や、集中の切れ方などエスパルス寄りの展開でしたが、しっかりと結果を残していたのはチームとしてまとまりがあるからこそですね。
最後は豪華な選手交代をして、交代選手がゴールを挙げることで試合をクローズさせました。
交代によってパワーが落ちるという課題の改善を見出せたことも大きかったですね。
後半については今後の戦いの参考とはしにくいですが、ゴールラッシュ勢いをつけたことになります。
次は今季初の連勝を狙う大事な試合です。
連戦の最後になるので、総力戦で勝ち点3とつかんでほしいですね。