秋葉監督になり明らかに変わった点を見ていくシリーズです。
第2弾は「ポジション」についてです。
ロティーナ監督、リカルド監督の基本方針は
「正しいポジションを取り続ける」
ということでした。
正しいポジションをとってさえいれば、正しいプレーができるようになるというものです。
机上論では非常に正しいし、効率的ですが実際相手がいることなので、そう簡単なことではありません。
実際にポジションを守ることの意識のギャップが選手間でも生まれ、隙間が簡単にできてしまうという試合を続けてきました。
秋葉監督になりポジションについてはかなり自由になっています。
むしろ動かすことで、相手のギャップを突くようにと指示が出ているかと思わせる動きがあります。
前節でいえば、神谷のポジションがかなり流動的でした。
全員がポジションを離れるというわけでなく、決められた選手が動いてよいことになっているのかもしれません。
この点は、もう少し見ていきたいですね。
トラッキングデータがあれば明確なのですが、J2だとないですからね…
どうしても印象論になってしまいます。
前節は前半右サイドから、後半は左サイドからと攻めのサイドが変わっていました。
仙台戦から少し前後半でサイドの偏重が変わるようになってきています。
配置された選手の特性もありますし、相手の重視するサイドでも変わります。
たまたまなのか、狙いなのかも見ていくと面白そうですね。