GWの3連戦の最後の試合は歴史的大勝で幕を閉じました。
9-1とエスパルス史上最高得点での勝利です。
立ち上がりにいきなり先制をしました。
少し厳しいパスに思えましたが、相手の前で中山が触りそのまま抜け出しクロス。
中に2枚しかいませんでしたが、サンタナにピンポイントで合いました。
しかし、合わせることができずそのままボールが流れたところに乾が飛び込みあっという間の先制でした。
試合の入り方が全く違いました。
4人で決め切ったシーンですが、ゴールに向かう姿勢の差が早々の得点につながりましたし、ひいては大勝につながるシーンです。
それにしても相手の守備は緩かったですね。
前半からサイドのポケットを簡単に取れていました。
そして広げた後に戻してチャンスを作ることができました。
このカタチでは先制点だけでしたが、DFラインを拡げる効果は十分にありました。
またラインが整っていないため、裏抜けやスルーパスもほとんど通りました。
2点目も中山がDFラインの裏へ抜け出してのものです。
普通のチームならオフサイドになる場面でした。
乾のプレーアウトサイドのパスがおしゃれすぎて、反応できなかったのかもしれませんが(笑)
前半のラストプレーで仕留めたことで、試合を決定づけました。
クロスで揺さぶって、シュート気味のクロスから落ち着いてインサイドで流し込みました。
もし得点が入っていない展開だったら、脚を振ってしまい入っていなかったかもしれません。
得点を挙げることで、プレーの質が上がる典型的なシーンでした。
後半はいわきが前から出てきて、少し危ない場面も作られました。
しかし後ろにスペースがありカウンターがいつでもできるカタチになっていました。
結局、カウンターからCKとなり追加点を取る理想の展開です。
ただ相手DFこの場面も井林についていた選手が、簡単に離してしまいフリーで打てて決め切りました。
その後も得点を重ね、中山、サンタナの2人同時ハットトリックで試合を締めました。
大量得点でもサンタナが取れていなかったのが気になっていました。
しかし、1点取れば立て続けにとれたので、これで次節からの上位対決にすっきり挑めそうです。
得点だけで喜べればよかったのですが、そうもいきませんでした。
交代選手の質の低さが相変わらず気になります。
ボランチで初起用された西澤も全く機能しませんでしたし、ディサロも1対1の決定機で相手にキャッチされる始末です。
北川は裏の抜け出しはよかったですが、軽いプレーをした後も戻らず、決定機を作られました。
失点シーンもDFがつり出された後、エリアに戻っていたのはスタメンのカルリと宮本だったことが気になりました。
ただ決定機の場面ですが、権田が良くはじき出しました。
昨日の試合の展開だったら集中を保つのは難しいはずです。
しかし、しっかりとセーブをし、そのあとも見方に対してかなり怒っていました。
改めて意識の差があることを見せてくれた場面です。
エスパルスの大きな課題はスタメンとサブ組の差が大きなことを、大勝の中でも浮き彫りになりました。
とは言え、9得点は最高でしたね!
悪天候の中駆け付けたファン、サポーターへのご褒美でした。
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