前半から押し込んでいましたが、ゴールを奪えませんでした。
20本以上のシュートを打ちながら、得点を奪えなかったことが最大の敗因でしょう。
相手のミスの中、白崎が落ち着いて流し込んで1点を返すのが精いっぱいでした。
山形もつなぎの部分でミスがなく、なかなかボールを奪えませんでした。
クラモフスキーが仕込んだ部分なのかもしれません。
エスパルスも10分過ぎからかなりエリアに人数を掛けられるようになりました。
しかし、シュートが枠に飛ばずエリアの手前で手数を掛けすぎて、時間ばかりかかります。
乾のスルーパスからビッグチャンスを作っても、ゴールが割れませんでした。
攻撃が単発になっていたのも原因かもしれません。
こぼれ球がことごとく相手ボールになっていたのが気になります。
選手のポジションは悪くなかったのですが、間違いなくパワーが出なかった要因です。
そんな中、高橋のトラップミスから失点となりました。
スローインにしてしまい、クロスを入れられてそのままゴールに入りました。
中に1枚しかいなかったので、権田も抜けてくる準備もできたと思いますが、判断ミスで失点です。
もしかしたら、高橋が直前にミスをしていたので、競り合いで信用しきれなかったのかもしれません。
シュートを打たれる可能性をかなり考慮して、抜けたボールに反応できなかったのでしょうか。
後半立ち上がりでカウンターから失点でした。
山形が狙っていた形で、数的不利を作られて失点です。
まあ、あの失点は仕方がないですね。
60分から相手は前からプレスをかけてきたり、攻撃に特徴のあるサイドの選手を変えて、守り切るプランで時計を進めました。
競り合いのミスから白崎が1点返しましたが、そこまででした。
気になったのはかなりバックパスが多くなってきたことです。
秋葉監督就任時には「禁止」というくらい、前にだけベクトルを向けていました。
しかし、昨日の試合は劣勢ながら、かなり後ろへのボールがありました。
リカルドの時と変わらない試合運びのように感じました。
直近4試合で1勝3敗です。
非常に厳しい結果となっています。
秋葉監督に、もう一度押し返す策はあるのでしょうか…