群馬戦は勝ち点2を落とす結果となりました。
立ち上がりのワンプレーでシュートまで行けて、試合の入りは非常に良かったと思います。
連戦を意識してスロースタートとなる懸念もありましたが、数秒で払しょくされました。
ただ、後ろが同じだったかというと、そうではありません。
止める蹴るからして不安定でした。
急遽サイドバックを務めた西澤へのケアの意識もあったのでしょうか?
左CBの鈴木がいつも通りというか、それ以上に不安定でした。
そしてそのまま失点を喫します。
あの形で失点をするというのは逆に難しいでしょう。
右サイドで2対1を作って、相手はCKを取れればという苦し紛れのクロスしかできませんでした。
その状況でエリア内でフリーにしていたためあっさり失点です。
走りこんできたわけでもなく、エリア内で立っている選手を離すというのは、プロのDFの判断と言えませんね。
どうしたらあの選択が生まれるのでしょうか…
失点後は相手もかなり引いてきました。
ブロックの外でしか回せない姿は開幕の時と一緒です。
足元へのパスで崩れないことはもう誰もがわかっていると思いました。
その中でもカルリだけはドリブルを仕掛けて、チャンスを作っていました。
それ以外の違いは、ボールを失った後、高い位置からプレスに行くことでした。
そのプレーから同点ゴールが生まれました。
北川はカップ戦に続き豪快なミドルを決めました。
ようやく期待通りの働きをしてくれるようになってきたでしょうか。
前半で逆転まで行きたかったのですが、しのがれてしまいましたね。
結局、後半も得点を奪えずドローとなります。
後半は立ち上がりからシュートにも行けなかったですし、10分過ぎから相手の集中が上回ってきました。
選手を変え、システムを変えましたが効果的ではなかったですね。
唯一良かったのは77分のプレーです。
くさびのパスからファールを取ったプレーです。
それ以外は、やはりブロックの外で回しているだけです。
お互いに5枚交代した後は、相手のほうが上回っていました。
サンタナ、セフンの2選手は機動力が皆無です。
だったら競り合いで勝ってほしいのですが、ボールを吹き出すこともできません。
エリア内で立っている選手にボールを渡してくれるのは、エスパルスのDFくらいでしょう。
至近距離のシュートもGKに当ててしまうことしかできません。
そして結局得点を奪えず試合終了です。
日程的には一番勝ち点3を取りやすい試合でした。
後は連戦、上位、アウェーと厳しい試合ばかりです。
1つくらいは勝てるのでしょうか。