「熱い戦い」が帰ってきました。
今まで当たり前に存在していたダービーマッチですが、当たり前ではなかったということです。
実に4年ぶりの対戦となります。
両チームに関わる全ての人にとって、特別なゲームです。
それが今日行われるとなれば、楽しみな気持ちは止まりませんね。
さて、ここまでの今季の成績は
磐田 1勝1分2敗 11位
清水 2勝0分2敗 9位
となっています。
磐田の課題は得点力です。
昨年のJ1残留の大きな柱であったジェイの穴が埋まっていません。
中村俊輔、川又という経験者を補強しましたが、結果につながっていないですね。
(とはいうものの、この2人のみが得点をしています)
4試合中3試合が無得点試合です。
得点をあげた大宮戦も直接FKとこぼれ球からのゴールです。
崩して取った得点はありません。
そもそも攻撃機会も少ないですね。
30mライン進入回数 18位
攻撃回数 17位
という結果です。
後ろに重心がかかっているのがこれまでの戦いです。
ただ相手はセットプレーを武器としています。
エスパルスは4つの失点がすべてがセットプレーです。
ここがうまくはまってしまうと、危険なのでチームとしてマネージメントが必要ですね。
不用意なファールを与えないことも重要です。
エスパルスは戦い方がしっかりと見えていると思います。
前線からの献身的な守備が柱となっています。
そして開幕戦こそ無得点ですが、その後3試合で5得点と点もとれています。
前節はテセ以外のアタッカーに得点が生まれたのも大きいですね。
今節はダービー男の枝村の得点も期待したいところです。
ただ、敗戦した2試合は90分持たないという結果です。
開幕戦では60分
鹿島戦では70分
これを境に別チームに成り下がりました。
サッカーは終盤をどう戦うかというのが大きなカギとなります。
選手層の問題もありそうですが、上手く戦えていない印象が強いですね。
息切れをして失点をしてしまうという印象です。
J1のゲーム体力というものでしょうか。
これはJ1に慣れていくしかないかもしれません。
しかし、今日はそんな戦いは見たくないですね。
終盤にやられるという悔しい思いはしたくないですね。
お互いにダービーの経験がある選手たちは少ないですが、この試合の意味は周りの過熱ぶりから感じていると思います。
磐田もこれまでは得点が取れていないですが、今日の試合は違うと思います。
かなりの圧をもってエスパルスのゴールに迫ってくるはずです。
それをしっかりと跳ね返して、ゲームを十分に支配をしてほしいですね。
2017年4月1日
この日が4年ぶりのダービーというだけではなく、記憶にのこる試合を期待したいですね。