今日はいよいよ大一番、磐田との対戦です。
自動昇格できるかできないかを決めるといって良いほどの試合です。
磐田より順位が下のエスパルスは絶対に勝つしかありません。
両チームの直近5試合の勝ち点は共に8です。
絶好調というわけではありません。
特にエスパルスはここ2試合で一切決定機を創れておらず、低調な状態と言わざるを得ません。
今日の試合では反転攻勢が求められます。
得点数でも2位と3位のチーム同士なので、かなりゴール前でのプレーはお互い増えそうです。
守備面でエスパルスと磐田を比較してみましょう。
・失点数
エスパルス 少
磐田 多
・被攻撃回数
エスパルス 多
磐田 少
・被シュート数
エスパルス 多
磐田 少
こうしてみると攻められて、シュートを打たれているのはエスパルスです。
しかし総失点数はかなり少ないですね。
権田とDFのシュートブロックで防いでいることがわかります。
磐田は被シュート成功率が10%を超えています。
エスパルスとしてはより積極的にシュートを打つべきでしょう。
ただし磐田の守備の特徴があります。
クロスに対してめっぽう強いことです。
ここまでクロスからは1失点しかしていません。
異常といえるくらいの強さを誇ります。
サッカーはクロスからの得点はセットプレーに次いで多いパターンです。
それを37試合で1というのはものすごい数字です。
エスパルスは攻め方を変える必要があります。
やはり乾とカルリーニョスに期待をするしかないですね。
相手も左を切って、右サイドにボールを寄せようとするでしょう。
エスパルスの右サイドは連携が出来ていないことが明らかだからです。
北爪が出ている時間帯はスペースを狙ってチャンスを創れますが、それ以外は今は厳しいですね。
やはり右サイドから縦ではなく斜めのパスを引き出したいところです。
カルリと乾と山原でポジションを変えながらギャップを創って突いていきたいですね。
本来、ボランチがそこに入りたいのですが、ホナウドと白崎が絡めていません。
相手の監督も乾の警戒を含めた守備へは自信を持っているとしています。
ショートカウンターを出せる場面を創ることが最も重要になるでしょう。
ではエスパルスの守備はどうでしょうか…
一方で磐田の得点パターンはセットプレーとクロスです。
そしてエスパルスの失点パターンもセットプレーとクロスです。
上手くかみ合ってしまうとあっさりと失点をする可能性があるということです。
前節2失点を喫していますが、両方ともDFのミスです。
崩されたわけではないので、自信をもって戦ってほしいですね。
恐らく立ち上がりから激しい戦いになるはずです。
もしかしたら上手く行かないかもしれません。
ただエスパルスは町田の逆転勝利の経験があります。
どこかで流れを変えるスイッチを入れることも出来ます。
試合終了後には必ず順位が入れ替わっていることを信じてサポートしましょう!