先日の柏戦では圧倒的に試合を支配されました。
支配率もそうですが、シュート数もパス数も大きく上回られました。
ただ枠内シュート数はともに2本でスコアは2-0でした。
「内容と結果が異なる」
と言えるゲームだったのかもしれません。
ただ少しこの視点に疑問を思ったので分析してみます。
「ボールを持つ回数が多くて、シュートにつながれば、勝ち点がとれる」
という仮説が正しいのかどうかというのを、今季6試合に限定して見てみます。
攻撃回数とチャンス構築率を分析してみました。
これが順位(勝ち点)にどれだけつながっているかを見てみましょう。
ボール保持回数(支配率とは異なります)
1 柏
2 鹿島
3 新潟
4 C大阪
5 F東京
チャンス構築数(攻撃がシュートに結実する率)
1 広島 13.6%
2 浦和 12.6%
3 川崎 11.6%
4 札幌 11.2%
5 神戸 11.2%
現在の順位です。
1 神戸
2 浦和
3 鹿島
4 G大阪
5 川崎
ボールを持つ回数やチャンス構築率が、短期的に順位に結びつくものではない。
といってもよいのかもしれません。
とは言うものの支配率というのは順位と相関関係はありそうです。
支配率50%以下のチームで、ACL圏内に入っているチームはありませんでした。
試合を重ねていけば、サンプル数が増えて、順位との関連は深まるのかもしれません。
ちょっとした数字遊びでした。
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