熊本戦ではまさかの逆転負けを喫しました。
前半30分までとそれ以降では全くプレーの質が違う試合となりました。
最初に感じた懸念が悪い方の結果となりました。
試合のファーストシュートは熊本のミドルでした。
ただ、ここにサンタナがプレスバックしていて、動ける印象を持ちました。
そしてその直後、エスパルスがセットプレーを含め、立て続けにビッグチャンスを創りました。
16分もショートカウンターで決定機を迎えすが、サンタナがシュート撃たずチャンスをつぶします。
連続してショートカウンターの機会がありましたが決められませんでした。
この時、決定機を決め続けないことが、後の結果に表れなければよいと懸念が生まれました。
そして相手セットプレーからゴールネットを揺らされます。
が、ここはオフサイドでした。
シュートを打った選手ではなく、別の選手がオフサイドポジションでした。
完璧に崩されていたので、本当に助かったシーンです。
そしてエスパルスが先制します。
ボールが流れそうなところを乾が収め、スルーパスを狙ったと思いますが、中山が収めて反転してシュートで流し込みました。
待望の先制点が良いカタチで生まれ、試合の流れはエスパルスの勝利に向いた気がしました。
その後も守備の時の前へアプローチのスピードも速く、中盤のブロックも強固で相手はロングボールを狙うしかなかったですね。
サンタナも立ち上がりから快調な動きを続けており、ボールも引き出し、キープし、ルーレットまで見せるほどキレていました。
しかし前半終了間際です。
動きの良かったサンタナがボールをロストします。
その後のプレーがすごく遅くなっていました。
時間帯的に動けなくなったのか、緩みなのかわかりませんが、簡単にゴール前に迫られました。
そしてその後のセットプレーで同点に追いつかれます。
ニアで簡単に競り負け失点を喫します。
ボールロストから、フォロー、セットプレーの守備全てに緩さを感じたシーンです。
そして後半は修正できないままとなります。
ホナウドのロスト
カルリーニョスのロスト
軽すぎるプレーで立て続けに失点を喫しました。
この試合はサンタナ、ホナウド、カルリーニョスのロストから3失点です。
サンタナも60分で完全に動けなくなりましたし、カルリ、ホナウドはカードマネジメントもあり交代となりました。
しかし、交代選手が機能せず、相手のブロックの前で回すだけとなります。
何度かサイドを運んでチャンスは創るも、クロスがズレてしまいます。
そして一番悪い印象を受けたのは、打てる場面でシュートを打たないことです。
白崎のエリア内のプレーをはじめ、北川、神谷、岸本も打てるシーンで撃ちませんでした。
終わってみれば今季初の逆転負けでした。
決めるべき時に決めないとこのような結果になるということを、最終盤でみせられました。
奇跡的にまだ単独2位でいられます。
残り試合勝てば昇格できる状況が変わらなかったことは本当に幸運です。