いよいよ今シーズン最後の試合です。
昇格がかかった大一番です。
エスパルスは勝利さえすれば、昇格できます。
得点を取って、守り切れば来季はJ1です。
相手の水戸とは開幕戦で戦いました。
お互いにメンバーも戦術も変わり別チームと言ってよいでしょう。
特にエスパルスはそうですね。
■水戸の現況
水戸はエスパルス同様開幕から6試合勝利がありませんでした。
そして直近6試合も勝利がありません。
2か月間ホームで勝利が無いので、最後の試合くらいという気持ちは強いでしょう。
■大敗後の試合
気になるのは前節、磐田に大敗したことです。
4失点以上で大敗したのは前節を除いて5試合あります。
しかし次の試合では全ての試合で勝利をしています。
大敗を受け、立て直そうとチームが1つになるというのは、サッカーではよくあることです。
水戸の今シーズンは顕著な形で出ています。
前節の水戸は0-5で敗れています。
■水戸の得点パターンと失点パターン
水戸の得点パターンはセットプレーとクロスです。
総得点の半分近くがこの2つで、平均な数字に近い傾向があります。
攻撃回数自体も少ないので、中で強さを見せれば大丈夫です。
一方で失点パターンというのはありません。
どんなパターンでも満遍なく失点をしているので、基礎守備力に難があります。
■エスパルスの守備
今は10回やれば半分以上は勝てるチカラ関係にあると思います。
しかし最終節がその実力通りすんなり決まるとは思えません。
まずセットプレーの守備では相当の集中力が必要です。
ニアの競り合いと中に抜けさせないという基本的なことを徹底すれば失点はしないでしょう。
あとはセルフジャッジですね。
ホナウドは相変わらずですが、ゴールライン際の見送りがたまに見られます。
審判レベルを考えれば、絶対にセルフジャッジはしてはいけません。
相手はインターセプトをしてロングボールでサイドのスペースを狙ってくるはずです。
特に前半のエスパルスの狙いどころでもあるので、対応の準備をしておくことです。
■エスパルスの攻撃
攻撃では大宮戦のパターンで問題ないでしょう。
乾のスイッチで強い圧力からボールを奪い、ゴールに迫る。
乾を経由してサイドを揺さぶって中に刺して仕留める
自陣からスペースに中山を走らせてカウンター
カルリに突破させて数的優位を創る
今のエスパルスの得点パターンです。
まずは先制点が欲しいですね。
早い時間に取れれば落ち着いて試合を運ぶことができます。
前半15分までに得点が取れれば、昇格に大きく前進できます。
まずは最初の1点に期待しましょう。
そして15:00にはJ1昇格が決まって、エスパルスのサポーター・ファミリー全員が喜んでいる未来を想像して試合を迎えましょう!!