いよいよJ1昇格をかけたプレーオフ準決勝です。
エスパルスは望んでいた試合ではないですが、勝ち抜くしかありません。
今シーズンエスパルスは得点、失点共にリーグ2位です。
総合力では相手を上回っているといってよいでしょう。
しかし勝ちきるチカラが無かったために、4位という順位です。
【山形の特徴】
相手の山形はエスパルスより勝利数は多いチームです。
最後も5連勝で勝ちきって、ギリギリでPOに飛び込んできました。
そしてPO初戦はすべて勝利をしているというデータもあります。
山形の勝利を支えているのは決定力です。
決定率はリーグ2位の数字を誇ります。
シュート数は17位ですが、決定率の高さで勝ちを手にしてきました。
エスパルスとしては最後のところで踏ん張れるかどうかがカギとなります。
権田、鈴木、高橋の奮闘にかかっているといっても良いでしょう。
先に失点をしてはいけない
そして絶対に先に失点をしてはいけません。
山形は先制した試合の戦績が17勝1分1敗で、リーグトップの勝率です。
逃げ切るというのではなく、終了間際にダメ押しや勝ち越しゴールをあげる特徴を持っています。
エスパルスの勝ちパターン
一方でエスパルスも先制をした試合の勝率は高いチームでもあります。
しかし、今シーズン唯一逆転負けを喫した試合で自動昇格を逃したという記憶もあります。
ただ前半をリードして折り返せば、15勝2分で無敗を維持しています。
水戸戦のようにビビッてシュートゼロというような試合はしないでしょう。
立ち上がりから強く出ていく姿勢が欲しいですね。
1つのバロメーターは乾のプレーポジション
前に出られるかどうかは乾のプレー次第でもあります。
乾が機能しないパターンがあります。
それは乾が左サイドで、ハーフウェーラインを超えたあたりでのプレーが多い時です。
前線とは遠く、ボランチかサイドバックとしか絡めないときです。
仕掛けてもファールでつぶせるので、相手は割り切ってプレーができます。
もっと中か、あと数メートル高い位置でプレーをできればチャンスを創り出せます。
どのポジションをとれるかがキーとなるでしょう。
相手も複数人で止めに来るので、上回れるかがポイントです。
いずれにしても準決勝で終わるイメージは持っていません。
必ず決勝に進んで、来季J1で戦うことしか見えていません、
絶対に勝ちます。