エスパルスの外国籍選手の2人の契約満了がリリースされました。
『このたびエスパルスは、ベンジャミンコロリ選手、ヘナトアウグスト選手と来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定しました。』
二人とも自身のSNSで退団を示唆してたので、多くの人にとって想定内のリリースだったと思います。
ヘナトは怪我がすべてでした。
守備では1人で広い範囲をカバーできて、自ら運べる最近のエスパルスでは、飛びぬけて能力が高い中盤の選手でした。
もしヘナトが万全のままであれば、J2に落ちることは無かったでしょう。
中盤に軸ができるので、他の選手たちのプレーも変わり、上位に進出することもあったかもしれません。
怪我の状態からすると、もうサッカーを職業とするのはむずかしいかもしれません。
それでも最後までエスパルスに感謝の言葉を述べる人柄は、これからも多くの人を救ってくれることでしょう。
コロリは少し優しすぎたのかもしれません。
子供のころからの生活を考えると、安全な場所でサッカーができているだけで、大きな幸せだったのではないかと思います。
もっと言えばそれがすべてであったのかもしれません。
そんな中、能力を見せたプレーが何度かありました。
ただ、水戸戦の最後のチャンスを決めていれば、来季もエスパルスの一員であった可能性はあります。
1つのプレーの結果で人生を左右する怖さを見た気がします。
器用な選手でサイドも中もプレーできるので、欲しがるJリーグのチームはあるかもしれません。
まだ日本でプレーできると良いですね。