エスパルスのトレーニングマッチから見えた意図した戦い方

分析

 

日曜日にキャンプ前最後の練習が行われました。

 

相模原とのトレーニングマッチです。

今季、初のJクラブとの実践です。

45分×3本で行われました。

 

1本目 1 – 0

2本目 1 – 0

3本目 2 – 1

合計スコア4-1でした。

 

この時期の結果にあまり意味はありませんが、負けるよりかは気分は良いですね。

 

 

さて注目したいのはシステムです。

 

この試合は3バックの布陣で臨みました。

昨シーズンも、4バックと3バックを併用して、試合中に変化をつける試合もたくさんありました。

 

トレーニングマッチの3バックは昨年と全く異なります。

 

昨シーズンは3-6-1のシステムでした。

トレーニングマッチは3-1-4-2のシステムでしたね。

 

かなり前に重心を置いたシステムです。

相手からしてみればアンカーの脇、WBの裏を狙い放題のシステムです。

 

個人的には非常に楽しみに思える布陣ですね。

今季、DFには守備範囲と対人に強みを持つ選手を獲得しています。

 

前に人数をかけて、相手の攻撃は個の守備で抑えるというのは、かなりエキサイティングですね。

もちろんそこで失点をしてしまえば全く意味はありませんが、チャレンジとしては非常に良いと思います。

 

本来は前に人数をかけているので、失っても一気に奪い返すことが守備の第一義と思われます。

裏に出されるのは次の展開でしょう。

 

まだ組み合わせもバラバラですし、選手のコンディションも上がってきていません。

戦術浸透度もまだまだでしょう。

今後、精度が上がってきたら動きが多く楽しみになりそうです。

 

サンタナが抜けた穴を2トップで補おうとしたりと、選手構成に合わせた戦いを考えていそうなのは好意的に捉えることができます。

 

昨シーズンの終盤戦で見られた、ブロックの外で回し続けるサッカーでは、勝ち点を取ることも難しくなります。

 

分析コーチも2人置いていますし、狙いをもって戦う準備は進められています。

意図するサッカーを見ることが一番楽しいと思うので、今のところは期待しています。

 

最近は結果も出ず、戦い方も場当たり的だったので、このコラムでも戦術に触れられませんでした。

今シーズンはいろいろな角度で見られると、フットボールの楽しさを思い出せそうです。

 

「開幕前が一番楽しかった」なんてならないように、2月からのキャンプで一気に上げて行ってほしいですね。

 

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