ホーム開幕戦は北川の2ゴールで見事勝利しました！！
これで開幕連勝です！
勝利した開幕戦と同じメンバーでスタートしましたね。
控えに矢島を入れただけの変更となりました。
愛媛はスタートからかなり飛ばしていたので、60分過ぎには落ちるかなと思いましたが、最後までエスパルスを苦しめました。
やはりJ3を優勝した団結力みたいのは強さとして出ることがわかりました。
試合は立ち上がりにいきなりエスパルスが決定機を迎えました。
右サイドからのクロスを北川が丁寧に落として、カルリがフリーでシュートを打ちましたが相手GKに阻まれました。
昨シーズンも立ち上がりの決定機を決められずに、勢いに乗れなかったので少し嫌な感じはありました。
前半は相手のプレスを受けてしまい、運べない時間も結構ありました。
左サイドは中に入ったりして、相手をはがそうとする動きが多かったものの、右サイドは縦の関係だけになってしまい。停滞をしていました。
これは相手の狙いでもあったと思います。
山原、カルリの左を切って右に運ばせるプレスをかけていました。
そんな中、エスパルスにもミスが出てしまいます。
ここも相手が我慢してプレスをかけ続けて狙っていたものだと思います。
しかしエスパルスの切り替えは非常に早く、前半はゴールに近づけさせませんでした。
ここが今シーズンのエスパルスの参照点でもあり、今後もストロングポイントとなるでしょう。
ただCKを与えることが多かったのは今後の課題でもあります。
ここからは後半のゴールシーンを振り返ってみましょう
先制点は乾の見事なサイドチェンジから生まれました
前半はハーフウェーラインより低い位置でしかボールを持てませんでした。
ただ、60分ごろからは相手陣地の左サイドで前を向いてプレーが出来るようになりました。
これは相手のプレスが弱くなったことも影響しているでしょう。
そこから松崎が左足に持ち替えてピンポイントクロスから北川のシュートで先制です。
「得点感覚が戻ってきた！」と思わせる見事なシュートです。
選手のスキルが組み合わさって生まれたゴールです。
相手のGKも何度も決定機を阻止してきましたが、このシュートは止められないですね。
2点目も乾から生まれました。
左サイドで空いたスペースに対して、スルーパスで抜け出しました。
右のアウトでグラウンダーのクロスに、北川があわせて2ゴール目です。
乾は前半に同じアウトサイドのパスミスで、ピンチを招いていましたが、臆さずにタイミングを外すクロスで得点を演出しました。
もしかしたら左脚でクロスを出していたら、相手DFに阻まれていたかもしれません。
さすがとしか言いようがないですね。
後は北川が90分走り続けていました。
走り続けたからこそ、生まれたゴールだと思います。
昨シーズンはここまで走る場面はなかったと思います。
今シーズンに懸ける想いがプレーからもひしひしと伝わってきます。
後はGK権田の活躍も外せません。
何度も決定機を阻止しました。あのプレーが無ければ引き分けで終わっていたかもしれません。
カルリが倒れているときに攻められた時は、W杯ドイツ戦を彷彿とさせるようなセーブでした。
権田は試合前の入場の時点から顔つきが違っていました。
研ぎ澄まされた集中をしているという感じでしょうか。
素直にすごいなと思いましたね。
ただ課題はここでのプレーでもあります。
選手の中で「プレーが切れるかな」「プレーを切れよ」という意識が少しあったのかもしれません。
ズルズルと下がってしまい、簡単にエリア内にスルーパスを通されました。
このようなシーンは数年前から続いており、改善点であるでしょう。
それこそ権田が止めたから事なきを得たという結果です。
2試合目でもありますし、連携などの改善点はまだまだあります。
ただここは伸びしろであることは間違いありません。
今季初のクリーンシートも達成し、2試合連続で複数得点で連勝を果たしました。
これを続けてまずは首位に立つことが短期の目標となります。
