仙台戦はあっさりと敗れてわずか1試合で首位陥落です。
中断期も活かせずアウェーでやはり勝てないままでした。
立ち上がりから仙台の強力なプレスとピッチの悪さでボールが全く落ち着きませんでした。
そして修正できないまま、自陣ゴールまでの中途半端なプレーであっさり失点です。
深い位置で不用意なパスを奪われ、エリアの中をポストで使われ、スカスカのバイタルからフリーで撃たれて失点です。
中断前から気になっていたバイタルの守備は、メンバーを入れ替えても修正されていませんでした。
失点後も起点は創れず、ブラガのドリブルだけしかありませんでした。
カルリとブラガのドリブルをさせるプレーが欲しい展開でしたが、乾と北川が全くボールを収められずに攻撃のカタチが作れませんでした。
アウェーを考慮してアタッカーはランス戦のメンバーにしたほうが良かったかもしれません。
ただそれでも1度は同点に追いつきました。
ボランチ2枚が絡んでのゴールでしたが、最後のプレーは意図したものではなく、トラップミスが偶然スルーパスになったものです。
宇野が早々に結果を出したのは良かったですね。
この試合の収穫はこれだけではないでしょうか?
後半立ち上がりも全く同じような形で失点をしました。
中途半端なプレーからスカスカのバイタルをフリーでミドルを打たれました。
ディフレクションでGKも届かず失点です。
65分あたりからエスパルスもプレスに行けなくなり失速です。
終盤はフリーでボールを持っているにもかかわらずバックパスを選択する選手もいました。
ビハインドの状況であのプレーは無いでしょう。
他の上位チームでは見られないプレーです。
サイドバックの編成が厳しいのが1試合で露呈しました。
北爪、吉田では起点にならずブレーキとなっていました。
特に吉田は山原の代わりを意識したプレーがほとんど上手く行かず、持ち前の守備にも影響をしていた印象です。
中断期の3週間を活かせたかという点では全くでした。
アウェーで勝てないのは変わらないですし、もう少し工夫がっても良いかと思います。
スペースがない中でアジズや西原を使っても効果的ではないでしょう。
ただ、この敗戦は計算上では受け入れられるものです。
次のホーム連戦で2つ勝てば取り返せます。切り替えてホームゲームでの勝利を目指しましょう。
P.S.
ただし、とある選手がかなり気になりました。
プレーの判断が悪すぎるというか、サッカーIQの低さを感じます。
この件に敗戦直後で触れると厳しい書き方になりそうなので今は伏せておきます。
また機会があれば触れます。
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