今日はホームで長崎と対戦します。
2位と3位の直接対決で、自動昇格への重要な試合です。
残り10試合で最も重要な試合といって良いでしょう。
とは言え長崎とは勝ち点差が少し離れた状態です。
相手の長崎との対戦時にここまで勝ち点差が開いているとは思いませんでした。
中断開けの5試合で1つも勝てておらず、勝ち点差は8となっています。
この試合でエスパルスが勝てば11ポイント差まで広がることとなり、昇格に向けて大きく前進することとなるのは誰もがわかっていることです。
長崎はエジガルの不在が大きいですね。
今節の出場はあるのかも大きなポイントです。
得点源の不在はシュート数の低下にもつながっています。
エジガルトップに入っている試合はDFラインでボールを保持して、一気にウラを狙います。
しかし前節はボランチとジェズスがボールを触るパスソナーとなっています。
4-2-3-1が基本システムですが、4-3-3風になっていたのが前節でしょうか?
前回対戦では高橋と原の裏を徹底的に狙われ、1-4で大敗しました。
エジガルやファンマがいなければ、同じ選択はできなくなります。
もしボールを中盤で含めて回すようであれば、エスパルスはプレスを狙って言ってよいでしょう。
ここは宇野の個人守備に期待をしたいですね。
エスパルスは前節中止となり、長崎戦への準備はたっぷりとできました。
この点は通常はアドバンテージとなりますが、変にいじることはやめてほしいですね。
鹿児島戦で得点を獲れなかった点だけを修正すればよいでしょう。
エスパルスが中断明けに戦ってきた相手は比較的強度が低い相手です。
上位の仙台との対戦では敗れているので、長崎と勝ち点差が開いたとはいえ非常に厳しい試合となるでしょう。
特に相手は自動昇格ラストチャンスくらいの気持ちで戦ってくるはずです。
重要なのは受けに回らないことです。
最近のエスパルスは自陣深くでボールを保持して、ウラを狙う攻撃をベースとしています。
前半でラインブレイク20回というKPIを掲げ、ブラガとカルリでウラを取りに行くのが前半の基本戦術です。
自陣で持っているときに相手の圧力を受けすぎると、狙ったところに蹴れずに相手のターンとなります。
スタートのポイントはここにつきます。
意図してプレーをつなげられれば、自ずと相手のラインが下がり、エスパルスは最終ラインをハーフウェーラインまで押し上げることができます。
乾、山原、カルリが絡む中で、北川が受けられればチャンスを作れます。
あとはシュートの精度ですね。
鹿児島戦もチャンスは創るもののシュートの精度が悪すぎました。
長崎相手に同じことをやったら試合は厳しくなります。
北川がボールに絡めるかでチャンスの精度が変わります。
得点を獲っていないことで厳しい意見もありますが、チャンスの精度だけを見ればボールを引き出せるかどうかは重要です。
15分までに先制点を取ってしまうのが理想ですが、そんなうまくもいかないでしょう。
得点が奪えない時間が続いたとしても。常に自分たちのほうが優位であるという落ち着きを持ちながら戦って欲しいですね。
ボールが走るアイスタのピッチも後押しする満員のサポーターのチカラもあります。
勝ち点3を取って自動昇格に大きく前進しましょう!!