来季のJリーグは戦術の幅が広がるかもしれません。
【10月9日報道】
来季からベンチ入り人数を現行18人から20人に増やす方向で調整していることが8日、分かった。複数の関係者によると、早ければ月内にも方針が固まるという。
目的は「戦術の幅の拡大、育成や経験のためのベンチ入り機会の増加」です。
過去にベンチ入りについて変わったとすれば、コロナ禍で交代選手が3人⇒5人になりました。
最初は「半分のメンバーが変わるからは面白くなくなる」という意見もありました。
もし今3人に戻ったとしたら、戦術の幅が狭くなる、出場機会を得られる選手が少なくなるという批判が出たことでしょう。
すでに海外では20人制が導入されているリーグもあります。
Jリーグでも試験的にカップ戦で導入されました。
国際試合では五輪だけが18人で、基本的には23人とか26人がベンチに入ります。
個人的は歓迎ですし、実施してもらいたいと思います。
20人制になることでより、個性の強い選手が出てくるのではないかと思います。
選択の幅が狭まれば、複数のタスクをこなせる選手が重宝されます。
(中も外もできる選手や前も後ろもできる選手など)
ただ20人となれば増えた分に、個性的なスキルを持った選手を当てはめることができます。
守備に難があるが、ドリブルが得意なサイドアタッカーの選手をベンチに入れることができます。
試合を締めるクローザー的な選手を中盤の底に入れることもできます。
例えば今のエスパルスでは、タンキとアジズの両選手をメンバーに入れることができるということです。
試合展開に応じて、どちらを使うか、もしく両方を使うかという選択が可能です。
今オフから、20人制を見越した補強も視野に入れる必要がありますね。
補強できる資金はエスパルスにはあるので、この点も楽しみです。