エスパルスは昇格王手の状態で足踏みをしました。
今シーズンホームで初めての敗戦、しかも逆転負けでした。
昨シーズンも終盤で対戦した熊本に逆転負けをしてからチームのバランスが崩れ、最終的に昇格を逃しました。
山形戦後の監督・選手のコメントから心情の変化もうかがえます。
一番変化したのは「昇格後」のことを誰も口にしなくなったことです。
昇格が確実視されてから「J1に上がってもこのままではダメ」のようなコメントが散見されるようになっていました。
もう既に昇格を決めたかのような内容でした。
しかし、山形戦のコメントでは「変える必要はない」「まだ有利な状況は変わらない」といった内容に変わっています。
監督は昨年と同様にいつも通りやる、メンタルを回復させるといった趣旨の言葉を並べています。
エスパルスは直近3試合で2分1敗で勝てていません、
残り3試合も同じ成績だと昇格を逃します。
まあ、長崎が勝ち点を落とすという可能性は残しますが、それに期待できるほどリーグは甘くないでしょう。
もし次節、降格圏に沈む栃木に勝てなければ、残り2試合となり大きなプレッシャーがかかることとなるでしょう。
平常心で臨める最後の試合なのかもしれません。
