エスパルスは来季J1で戦いますが、そのJ1リーグは残留争いが佳境を迎えています。
言い換えれば、結果次第でエスパルスの来季の対戦相手が決まるということです。
代表ウィークなのでリーグ戦はお休みですが、未消化試合の2試合が行われました。
代表ウィークにJ1の試合が行われることは少ないのですが、日程的に行うタイミングが無かったのだと思います。
未消化試合の1つに残留争いをしているジュビロ磐田の試合がありました。
勝点を取れなければ残留が厳しくなる状況ですが、4失点を喫し敗戦となりました。
そしてすべてのチームが残り2試合という状況になりました。
【残留争い順位表(勝ち点/得失点差)】
16位 新潟 41 -14
17位 柏 40 -11
18位 磐田 35 -19
19位 札幌 34 -20
16位 新潟 41 -14
17位 柏 40 -11
18位 磐田 35 -19
19位 札幌 34 -20
現在降格圏にいる磐田と札幌は2連勝が残留条件です。
しかし新潟が引き分け、柏が勝利をした時点で降格決定なので、非常に厳しい状況です。
柏は次節首位の神戸との対戦なので、磐田、札幌が勝利をすれば可能性は残りそうです。
降格圏にいるチームは降格が決まった鳥栖を含めて3チームです。
この3チームに共通している点があります。
失点が60を超えているという点です。
失点数ワースト3がそのまま降格圏に沈んでいるという結果です。
来季J1で戦い抜くには失点をおさえることは1つの条件ということでしょう。
1点、気になるデータがあります。
昨シーズンJ1に昇格した3チームで、失点率が1.0を超えていたのは磐田のみです。
上位に食い込んでいる町田と東京Vは失点率が1.0を切っていました。
エスパルスは38失点でちょうど失点率が1.0という結果でした。
このままの守備では厳しいと予想がされます。
権田選手も退団となり、CBもレンタルの選手ですし、有望なサイドバックは国内、海外から狙われているかもしれません。
現状のバイタルを開けてしまう守備では厳しい戦いとなりそうです。