今日はホームで福岡と対戦します。
福岡は今節が始まる時点で暫定首位の相手です。
開幕スタートは3連敗だったものの、そこから7試合で6勝をあげ現在3連勝中と、最も勢いのあるチームです。
まず福岡はその7試合でクリーンシートが5試合あります。
守備の型さで勝ちきっています。
そもそも相手をエリア以内に侵入させていません。
直近3試合の被PA侵入数は非常に少なく、エリアに入られているのはロングボールのみです。
また自陣でボールを失うことがほとんどありません。
カウンターを全く受けていないので、自ずと失点数を減らすことができています。
かなり堅い守備をしているといってよいでしょう。
そして攻撃についてもシンプルに高い数値を示しています。
シュート成功率が20位と最下位のため得点数は伸びていませんが、シュート数自体はリーグ2位です。
攻撃はロングボールが中心で、セカンドボールを回収して得点を狙ってきます。
そのスタイルなので得点回数は少ないものの、上手くつながればエリアに侵入しシュートまでいける強さがあります。
エスパルスはシステムの選択がどうなるでしょうか?
相手が4-2-3-1のシステムなので、秋葉監督はいつものようにミラーゲームを選択するでしょうか?
ただそうなるとサイドバックが吉田選手と北爪選手しかいません。
前節は宇野選手が務めましたが、できれば真ん中で使いたいでしょう。
厳しい台所事情の中、選択が気になります。
もし4バックを選択するなら蓮川選手をスタメンにすべきです。
高橋選手、住吉選手だとボールを動かせず、サイドにパスを出させられ、そこを狙われ続けます。
その点、蓮川選手は剥がすことができるので、ファーストディフェンスをかわした上で攻撃を始めることができます。
また4バックで乾選手がより輝けるかもしれません。
前節の後半はまさにその典型でした。
恐らくスタートから出てくるでしょうし、楽しみな点でもあります。
もちろん相手の警戒度も相当高いはずなので、抑えられたときの次の手が必要となりそうですが…
乾選手が自由に動いた中で、サイドで数的優位を作り、エリア内に侵入する回数を増やすことです。
川崎戦のPKを奪取したような切り替えからのプレーが重要となるはずです。
いずれにせよ先制点を与えてはいけません。
相手のリスクを負わない戦いを助長させることになり、ストレスがたまりプレーが雑になるでしょう。
我慢の時間帯が続くかもしれませんが、連戦最後をホームで出来るアドバンテージはあるはずです。
上位相手ですが撃破して連戦を締めくくりたいですね。
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