エスパルスは8連戦の最後を勝利で終えることができました!
今節が始まる前に首位だった福岡が相手の試合でしたが、前半で勝負を決める戦いを見せてくれました。
試合をエスパルスがいきなり動かしました。
ドリブルで持ち上がった松崎選手がエリア外からミドルシュートを叩き込みました。
ファーストシュートがいきなりゴールとなる見事なシュートでした。
横浜FMでもゴラッソの連続でしたが、この試合でもいきなり魅せてくれました!
しかしリードもつかの間ですぐに追いつかれる展開となりました。
ロングボールの競り合いで外に出て、スローインから仕掛けられPKを与えてしまいました。
7戦で6勝をしている自信からか、非常に前への推進力を感じました。
PKを与えるプレーですが、エスパルスも4枚守備に行けている中で与えることとなりました。
そしてそのPKも自信を持ったキックで叩き込まれました。
その後も相手のプレー強度が圧倒的に高く、エスパルスは押される展開となりました。
相手が得意とする右サイドの大外レーンをフリーで使われましたし、その影響で両サイドバックがDFラインに並んでしまい、アプローチに行けませんでした。
さらにはボランチも前に引き出され、バイタルがスカスカにされる時間帯となります。
エスパルスの4バック戦術が機能していないときに陥る傾向です。
エスパルスも前から守備をして追い込んだ形になっても、サイドに逃げたボールがつながり連続攻撃に持ち込むことができませんでした。
風下ということもあり前に飛ばないこともあり、そしてエスパルス陣地でも相手の切り替えが早く、ボール奪取をされ自陣に押し込まれる時間帯が続きました。
その時間帯に決定的なシュートも放たれましたが、沖選手が片手で止めるセーブを見せ、何とか同点にとどめてくれました。

正直、前半を何とかしのいで風上となる後半で切り替えてほしいと感じていました。
しかし、試合をまたエスパルスが動かしました!
アディショナルタイムに得たコーナーキックでキッカーは松崎選手でした。
これまでキッカーを務めることはあまりなかったのですが、ニアに落とすボールを入れてブエノ選手の初ゴールを演出しました。
キックもヘディングも完ぺきなプレーで見事と言える追加点を奪いました。
しかしまだまだエスパルスは止まりませんでした。
左サイドに流れるプレーは乾選手の説くとするプレーですが、そこからサイドチェンジのボールを供給します。
ギリギリまで溜めて、北爪選手が動き出すのを待ってパスを出しました。
この乾選手のプレーで完全に相手はボールサイドに寄せられていました。
大外のレーンではなく、1つ中のレーンでフリーでボールを受けられたので、中央に落とすだけで良かったですね。
北爪選手が丁寧に落としたボールをまた松崎選手が決めました!
ATで2得点を奪い優位な状況で前半を終えることができました。
数分前までは凌いでほしいと思っていたことが嘘のような展開でした。
高い強度でプレーを続けていた福岡が少し落ちた影響もあったのでしょうか
ただ後半の立ち上がりは、福岡がまた強く試合に入ってきました。
いきなりクロスから真ん中に飛び込まれて決定機を作られます。
このプレーだけでなく、しばらく福岡の時間帯が続きます。
しかしエスパルスの選手も身体を張って守り続けます。
63分の蓮川選手のプレーも印象的でした。
1度、競り合いで倒れるも、すぐに動き直してシュートブロックで相手の攻撃を防ぎました。
69分も危ない場面を作られますが、乾選手が長い距離を戻ってプレスバックをして、奪い返してピンチの芽を摘み取りました。
後半観ていて感じたのは、相手が得意とするエスパルスの右サイドからの攻撃をさせていませんでした。
そして左サイドを侵入してくるカタチとなるのですが、吉田選手がことごとく止めていて、相手の攻撃を寸断していました。
吉田選手は連戦の後半で非常に活躍をしてくれました。
ベテラン選手があそこまでやってくっるのは本当に頭が下がります。
そしてエスパルスは80分に3バックに移行して試合をクローズしに行きます。
この時間帯から西原選手が攻守において輝くを見せてくれました。
特に守備の面で大きな成長を感じさせてくれました。
J1のスピードと強度に慣れた感じを受けたので、ここからまたさらに成長を見せてくれそうです!
最後までしっかり守り切り、2点差を使て勝利できたのも大きな結果です。
大混戦のリーグ戦では得失点差も重要となります。
連戦スタートは黒星が重なり不安となりましが、最後は2勝1分で締めくくり、中位にいつを取り続けることができました!
まずはゆっくり休んでリカバリーをしてもらいたいですね。
コメント