「今シーズンのエスパルスの心臓は?」と聞かれたら誰と答えますか?
リーグ屈指のチャンスメーカーである乾選手
チーム得点王でキャプテンの北川選手
全試合フル出場の沖選手
中盤を支えているブエノ選手
様々なポジションでプレーをしている宇野選手や高木選手の名前もあがるかもしれません。
「心臓」の定義によって上がる選手名は変わることでしょう。
1つのランキングを切り出すとはっきりと見えてくるものがあります。
そのランキングは「パス交換ランキング」です。
基本的にどのチームでもDF同士のパス数が大きく跳ね上がります。
下からつなぐことはどのチームでも行いますし、一番プレッシャーがかかっていない場面でもあるので、当然のようにパス数は増えます。
ただエスパルスは1位から10位までのランキングで、DF同士のパス交換は8位と10位にしか入っていません。
残りのランキングはある選手がすべて関与しています。
【パスラインランキング】
1 ブエノ→乾貴士 175
2 乾貴士→ブエノ 107
2 ブエノ→宇野 107
4 蓮川→ブエノ 103
5 高木→ブエノ 99
6 住吉→ブエノ 96
7 ブエノ→高木 92
8 高橋→住吉 89
9 宇野→ブエノ 85
10 住吉→蓮川 81
1 ブエノ→乾貴士 175
2 乾貴士→ブエノ 107
2 ブエノ→宇野 107
4 蓮川→ブエノ 103
5 高木→ブエノ 99
6 住吉→ブエノ 96
7 ブエノ→高木 92
8 高橋→住吉 89
9 宇野→ブエノ 85
10 住吉→蓮川 81
出し手受け手共にブエノ選手が関与しています。
そして1位2位が乾選手とのパスラインになっています。
ここが生命線であることは間違いありません。
これまでも多くのチャンスの起点となっていますし、逆に言えばここを分断されたり機能しなくなると厳しくなるということです。
ここまで顕著なデータが出てくるとなると、他チームも警戒しますし狙いどころとしてくるでしょう。
後半戦はその狙いや対策を上回る必要があるということですね。