エスパルスが勝ち点をあげられない要因はどこに!?あるデータから導かれる決定的な理由

分析

 

エスパルスは7勝6分10敗で現在の順位は15位です。

やはり10試合で6ポイントしか取れない状況なので順位も大きく下げています。

 

C大阪に大敗した際に秋葉監督が「残留」という言葉を発しました。

まだまだこのタイミングでは戒めの要素があったと思いますが、現在では現実なものとなってきています。

まだ前半戦の貯金があるため、降格ラインとは少し差がありますが、2試合~3試合で一気に詰まる可能性もあり、そうなるとチームの雰囲気も厳しくなってくるでしょう。

 

勝てない要因はやはり「得点力」です。

直近10試合で実に6試合で無得点です。

この期間の無得点試合のゴール期待値です。

名古屋 1.018(0.894)
柏 1.639
(0.934)
鹿島 1.476
(0.775)
G大阪 1.317
(0.927)
柏 2.68
(1.664)
町田 1.478
(2.445)
( )は相手のゴール期待値

ゴール期待値は参考程度の数値だと思いますが、前節の町田戦以外は相手を上回っています。

柏戦はPKがあったので高い数値となっています。

この数字だけ見ると勝てていてもおかしくはないという印象を受けますし、実際に決めていればという場面は数多くありました。

 

重要なことはそれでも点が取れていないという事実です。

 

90分通じてエリア内に入る人数が試合を重ねるごとに減っている印象があります。

前節は北川選手しかエリア内に入れていなかった試合でした。

勝ち点を取れているときは、4人、5人とエリアに侵入して相手に圧力をかけられていました。

 

いまでもペナルティエリアの角あたりでは人数をかけられています。

2枚のボランチのプレーエリアが広いのでここまでは押し込めるのですが、ここから入り込めていません。

もちろんそこからゴールに迫っているのでゴール期待値は高くなっているのですが、ここから決め切れていないのは個人の力量もあると思いますし、決定機が偶発的に生まれたものでシュートの準備ができていなかったり、そのポジションにがいるまでにパワーを使い切っていたりなどの要因があるのではないかと思います。

 

相手の対策もあるので前半戦と同じことをやっていては得点が取れないままでしょう。

新たな選手の獲得、システムの変更も必要となるのかもしれません。

 

中断期の前の直近の試合1つでも結果を残していれば、中断期の振り返りももう少しポジティブなものになると思うのですが…

次節の後も3週間空きます。

この中断期間は少しでもポジティブに過ごしたいですね。

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