エスパルスが16位と18位の回同士の対決を制し、久しぶりの勝利をあげました!!
ブルネッティ選手がメンバーに名を連ね、3バックのDFラインを揃えることが出来ました。
そして驚きは梅田選手のスタメン起用でした。
天皇杯のパフォーマンスが評価され、沖選手からスタメンの座を奪いゴールマウスの前に立ちました。
10戦で1勝、後半戦未勝利という流れで昨日の試合を迎えました。
エスパルスは何かを変えたかったことはウォーミングアップからあらわれていました。
フィジカル的なメニューをいつもはバックスタンド側で行っているのですが、昨日はメインスタンド側で行っていました。
少しでも変化をつけようとしているのが感じ取れました。
ただ試合はいつも通りの入りでした。
守備では5バック、攻撃では4バック気味に切り替える戦術を選択しました。
しかしDFラインは不安定で裏抜けタイプの選手でもない相手のFWに簡単にウラを取られていました。
そして攻撃では全くといって良いほどラインブレイクが出来ませんでした。
上手く行っていない中、13分のエスパルスのFKの際に乾選手と梅田選手をわざわざ呼んで指示を出していたことからもイメージ通りに試合を進められていないことは顕著に表れていました。
この指示の後乾選手が中央から動かずにプレーをしていました。
しかし相手も警戒をしており、ほとんどボールに触れませんでした。
ようやくエスパルスがラインブレイクをしたのは飲水タイムの後です。
中央でプレーをしていた乾選手がこの試合初めてポケットを取るも、中に1枚しかいないのでまったくチャンスを作ることが出来ません。
試合は意外なカタチで動くこととなります。
40分に宇野選手が負傷をして後退を余儀なくされました。
そしてその後、相手の悪質なタックルにVARが介入し退場となりました。
下位チーム相手に数的優位な状況となったことで、エスパルスのペースとなりました。
クロスを上げるようになりましたが質が低くチャンスを作れずにいました。
逆に横浜FCがFKからトリックプレーでビッグチャンスを迎えました。
ポストに救われましたが、あそこで得点が入っていたら勝ち点3は取れなかったかもしれません。
満員のアイスタがエスパルスを後押しをしていた試合だったのかもしれません。
後半は数的優位を受けて4バックにシステム変更をしました。
相手はかなり引いたので3列目のブエノ選手と矢島選手がフリーでボールを持てるようになりました。
その状況を受けてブエノ選手が狭い場所への縦パスをバンバン入れていました。
このプレーで相手はエリアの幅に寄せらるようになりました。
そして先制点がエスパルスに生まれます。
乾選手の大きなサイドチェンジからクロスを入れた跳ね返りを北川選手がボレーシュート、一度阻止されましたがカピシャーバ選手がいち早く反応してゴールネットを揺らしました。
この時間帯まで押し込み続けたことがセカンドボールへの反応の差を生みました。
後半の立ち上がり15分までに得点を照れたことは本当に大きかったですね。
そして71分に試合を決定づけるゴールが生まれました。
後半から投入された中原選手が強烈なミドルシュートを叩き込みました。
様々な選択肢があるなかシュートを選択し追加点を奪いました。
この得点で試合の趨勢を決定づけました。
残りの時間は試合のクローズの仕上げとなり、しっかりと無失点で抑えることが出来たことも良かったですね。
ミドルシュートで危険なシーンもありましたが、梅田選手がしっかりと止めてくれましたし、DF陣が仲間で親友させることはありませんでした。
この勝利で降格ラインとの差は9ポイント差とし、順位も13位まで戻しました。
大きな勝利だといって良いでしょう!
ただ宇野選手が負傷交代後に姿を見せなかったのは気になります。
軽症であることを祈るばかりです…
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