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【まあJレビュー福岡戦】試合開始から割り切った戦いをして退場者を出しながらも勝ち点1を得る、同時にエスパルスの大きな課題を顕著に示した試合

 

福岡とのアウェーゲームは守備に徹する形で勝ち点1を取りました。

最後は退場者が出たので完全に守勢となりましたが、全体通して失点をしないようにと臨んだ試合に映りました。

 

新戦力のキムミンテ選手を3バックの真ん中にして、不安定だった住吉選手を外しました。

そして5バックにして、前節取られていたポケットを封じる戦いを基本に置いた感じでしたね。

立ち上がりからロングボールで立ち上がりの失点のリスクを避けるようにしていました。

(細かいパスはほとんどミスでしたが…)

 

相手も福岡らしさを発揮し、非常にタイトな守備をしてきました。

審判がファールを取ってくれていて、エスパルスのセットプレーにしてくれていたことは助かりました。

消耗せずに済んだのはジャッジのおかげもあったような気がしました。

 

しかし20分過ぎから守備の幅が広がりはじめ、相手にスルーパスを通され始めます。

楔のパスもつぶせずに、ズルズルとDFラインが下げられる時間帯でした。

35分にはカウンターからGKと1対1のシーンを作られましたが、シュートが正面で助かりました。

 

40分にお互いがカウンターの潰し合いがあったのですが、帰陣のスピードが全く違いました。

切り替えの遅さが今の勝てない状況を作っていることを顕著に示したシーンでした。

 

後半の頭も相手との差を感じる内容でした。

相手のパスには意図を感じますが、エスパルスのパスはなかなか感じられません。

だからカウンターや独力突破でしか相手のバイタルに迫れません。

実際に可変を用いてビルドアップをしていましたが、全く穴が開かなかった結果が示しています。

 

ただ個人技でこの試合最大の決定機を創り出しました。

ブエノ選手から一発のパスで高木選手がDFの裏を取り、GKと1対1のシーンを作りました。

かなり余裕があったので得点を期待しましたが、シュートスキルが低く防がれました。

 

その後もエリア内で山原選手がクロスに対して空振りしカウンターの起点になるなど、エリア内でのプレー精度が低すぎますね。。。

78分にも高木選手のクロスに髙橋選手が飛び込みますが触ることすらできないのは、個人のスキルレベルでしょうか。

 

81分に2枚目のイエローでブルネッティ選手が退場したことで、勝ち点1を狙う戦いとなりました。

長いATでしたが耐えきって相手の攻撃を防ぎ勝ち点1を取ることに成功しました。

交代カードを使いきる前に退場者が出たことで、守備的な選手を入れられたのはラッキーだったのかもしれません。

消極的な姿勢が功を奏すこともあるのですね。

 

しかし次節はブルネッティ選手とキムミンテ選手が出場停止です。

上位鹿島相手のホームゲームですが、かなり厳しい戦いとなりそうです。

下のチームと勝ち点差を詰められる節となってしまうでしょうか・・・

 


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