今のJリーグのプレースタイルトレンドは何でしょうか?
上位に位置するチームが似たようなスタイルであれば、それはトレンドと呼んでよいでしょう。
そしてJリーグには明確なトレンドが存在していることはご存知でしょうか?
それはショートカウンターです。
現時点で勝ち点50以上の6チームの中で4チームがショートカウンター指数が高いチームです。
7位以下のチームでショートカウンター指数が高いチームは1チームもありません。
エスパルスの指数は平均値で高くも低くもありません。
しかし精度に難を抱えています。
このあたりは見ている印象とデータが一致しているかもしれません。
ショートカウンターが発動した際、シュート率は18.4%でリーグ中位の数値を示しており、悪くはありません。
しかしゴール率が0.8とリーグ18位の数値です。
ここで決め切れていればもっと得点も勝ち点も伸ばせていることでしょう。
ショートカウンターの形からゴールをあげているのは北川選手と松崎選手のみです。
もちろん他の選手もシュートは撃っているのですが決め切れていないという状況です。
涼しくなり試合間隔も空いてくれば、エスパルスの選手も前からプレスをかけられるようになるかもしれません。
しかし次の中断期までの5試合はまだまだ暑い中の連戦です。
ここでけが人などを考慮しながら、いかに勝ち点を積み上げるかが重要です。