3連戦の最終戦、神戸とのアウェーゲームでしたが逆転負けという結果となりました。
相手が状態が悪いピッチにおける戦い方を徹底されて耐え切れなかったという結果です。
ある意味ホームアドバンテージを最大限に活かされたと言っても良いでしょう。
立ち上がりから1対1で相手が強く負けてしまう局面が随所に見られました。
特にサイドから行こうとしたところでは完璧に抑えられました。
8分のシーンではカウンターに行こうとしたところでも、相手の立ち位置が良く完ぺきに抑えられました。
最初から相手の圧力を受けるカタチで、サイドからもいけないので蹴るしかなく、競り合いでも勝てないためなかなか攻め手が見つからない立ち上がりでした。
神戸はピッチが悪いので最終ラインやアンカーの位置からロングボールを出し続けました。
その先には大迫選手がいてうまさを見せ収めたり、エスパルスが跳ね返してもセカンドでの競り合いが強くエスパルスのターンに中々なりませんでした。
神戸ペースで進みましたが、エスパルスにも26分に初めてのチャンスが生まれます
乾選手がプレスバックで奪い、左サイドから侵入しクロスに小塚選手が合わせます。
ピッチが悪く手前で跳ねたのかシュートが当たらず得点とはなりませんでした。
しかしこのプレーを機にエスパルスのターンとなりました。
その時間帯の中、エスパルスが先制点をあげます。
先ほどと同じような形で、今度は小塚選手がしっかりと決め切りました。
左サイドのクロスからの得点はパターン化できているので、エスパルスのストロングポイントと言ってよいでしょう。
得点後も押し込まれつつも、受けに回らず前から追っていたプレーは非常に良かったですね。
リードして前半を終えることができました。
後半はミンテ選手と大迫選手のバトルから始まりました。
エスパルスの守備の要相手に上回りシュートまで持っていくプレーはさすがでしたね。
しかしエスパルスもビッグチャンスを作りました。
また左サイドの崩しから髙橋選手に渡りましたが、ゴール目の前なのに外してしまいました…
たらればですが、ここで決め切れていれば勝ち点3をつかむ芽もあったでしょう。
そして相手は武藤選手を投入し、さらに圧力を強めてきます。
そして耐え切れずにエスパルスは失点をします。
その後の交代策が結果としては裏目に出る結果となりました。
右サイドの守備が全く機能しなくなり、押し上げることもできなくなりました。
74分のシーンではエリア内で完全にフリーとなりましたが、梅田選手が驚異的なセーブを見せました。
相手のココロを折るほどのセーブであったといっても良かったと思います。
たださすがにチャンピオンチームは変わることは無かったですね。
ずっとエスパルス陣地でプレーを続け、アディショナルタイムに逆転ゴールを許してしまいます。
この失点シーンではミンテ選手と住吉選手が交錯をしてしまいました。
ただ3連戦で出ずっぱりの中でのプレーなので、さすがに心身共に持たなかったということでしょうか?
【編集後記】
ただこの連戦でエスパルスはチームとして成長できたと思います。
最後に逆転されたことに対して私自身「仕方がない」という気持ちにななりませんでした。
結果が出ていないときだったら淡々と受け止めていたと思います。
戦っている選手たちを見て素直に「悔しい」という気持ちになれました。
今シーズンも残り6試合です。
1つでも多くの勝利をつかんでほしいですね。



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