先日、U-21リーグへの参戦を表明した大宮が参加見送りを決めたようです。
費用負担やスポンサー獲得などに問題が生じたようです。
U-21リーグへの参加費は1000万円で4年間の参加確約が必要となります。
ただ参加費だけでなく人件費や移動費などもかかるので、Jリーグは平均8000万円~9000万円の投資案件と考えているとのことです。
かなりの投資となります。
エスパルスは参戦するわけですが、その理由や目的について反町GMのインタビューがあります。
その記事によると元々エスパルスはU-21リーグに参戦するつもりはなかったとのことです。
サテライトリーグやエリートリーグが機能しなかったことから、U-21にも不透明さを感じていたようです。
ただ現状を打破するために参戦を決めたとのことです。
「構想としてトップでも指揮が取れる監督を抜擢し、ユース選手もどんどん呼んで鍛えて、トップチームに送りこむ循環をつくりたい」(反町GM)
U-21リーグではオーバーエイジ枠も段階をつける構想です。
年齢制限のないOA枠とU-23OA(最初はU-24OA)に分けるようです。
22歳~23歳は大卒の新人選手も含まれますし、高卒3年目以降での出場機会を作ることが目的となります。
制限を付けすぎると試合が組めなくなることもあるので、緩和と制限のバランスを見ながらリーグ運営をしていくこととなりそうです。
またユース選手の参加についても事前のリスト申請が必要です。
ユースの大会に出られなかった選手がU-21に回ると、リーグのレベルが下がるのでそこな担保したいとのことです。
U-21を優先的に考え、そこから漏れた選手がプリンスリーグ等に参戦という位置づけにする構想です。
トップチーム
U-21リーグ
ユース
この3つのカテゴリでそれぞれのレベルで強度のある試合をすることで、全体のレベルが上がっていくリーグとチームになると良いですね。