エスパルスの市川大祐トランジションコーチが語る、今と昔のユース世代の違い

エスパルス

 

市川大祐さんは清水エスパルスユースの1期生でもあり、高校年代で日本代表にも選出され、ユース最高傑作ともいまだに言われています。

現在、エスパルスのトランジションコーチというポジションを務めています。

 

その市川氏がサッカーメディアの連載にピックアップされています。

1990年代にJリーグ創設、ワールドカップ初出場と歴史的な転換点で活躍した方たちが指導者としての想いを伝える連載企画です。

 

市川コーチはユースとトップをつなぐ役割を担っています。

自身がユース年代の時にトップの練習に参加し始め、高校生世代でトップチームでの出場を果たし、日本代表にも選出されるまでとなりました。

なかなかできない貴重な経験を買われ、現場の指導ではなく、エスパルスのトップとユースをつなぐ役割としてエスパルス強化に努めています。

 

市川コーチは今の世代の選手たちに「受け身な印象がまだまだ強いので、どんどんチャンスをつかみにいってほしい」という印象を持っているようです。

 

今シーズンと来シーズンはユースから2名の選手がTOP昇格を果たしています。

ユース世代でも公式戦の出場機会を得ていて、西原選手や土居選手は公式戦で得点もあげています。

才能の片りんを見せてくれつつも、市川氏のようにレギュラーや代表の可能性まではまだまだ見せられてはいません。

 

エスパルスがもう1段上に行き、安定的な成績を残していくには育成からの改革が必要でしょう。

その狙いもあって、来年からU-21リーグへの参戦を決めました。

チームをトップ、U-21、O-16に分ける構想を反町GMが語っていました。

 

もしかしたらU-21には市川コーチが監督を務める可能性もあるのではと思います。

U-21チームはユース選手と、若手選手、オーバーエイジ選手が混ざってプレーをします。

3つのカテゴリに串を指すような視点が求められるのではないかと思います。

 

その点では自身の経験と今の経験を持つ市川コーチは最適なのではないかと思います。

選手としてエスパルスの成功モデルと作り上げた市川さんに、もう一度指導者としての成功モデルを作り上げてほしいですね。

 

まずは来シーズンから加入するユースから昇格した2選手へ、最後の指導としてプロとしてのメンタリティを植え付けて送り込んでほしいですね。

 

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