昨日、天皇杯決勝が行われ町田が初優勝しました。
観客の少なさが話題になってしまう、少し寂しい決勝戦だったのかもしれません。
個人的にこの決勝戦のカードからエスパルスのある選手の凄さにつながる思考となりました。
ちなみに町田と神戸の特徴はロングボールにあります。
蹴り合いという印象が強い試合と言っても良いでしょう。
実際にリーグ戦でも自陣ポゼッションからシュートに至る率はなんとリーグワースト1位と2位です。
この2チームが決勝に行くというのは今の日本サッカーのトレンドと言っても良いのかもしれません。
自陣ポゼッションの良し悪しはさておき、つなぐためには「パス」が必要となります。
では今シーズンパス数が多い選手はどの選手でしょうか?
1位は柏レイソルの古賀選手です。
2位と900本以上の差をつける圧倒的なパス数を記録しています。
そして2位はエスパルスのブエノ選手です。
パス数は2位ですが実は圧倒的な数値となっています。
それはパス数ランキング上位で、中盤の選手はブエノ選手だけです。
次に中盤の選手でランキングに入ってくるのは16位となります。
中盤の選手では圧倒的にボールに触れパスでゲームを作っている選手ということがデータからも際立つ結果となっています。
ちなみに昨シーズンのパス数1位は元新潟の秋山選手でドイツに移籍をしています。
少なくとも日本人選手は海外に移籍するくらいのプレーデータであることを示しています。
ブエノ選手がいなければ3節を残して残留を決めるのは難しかったかもしれません。
そしてブエノ選手が獲得できれば多くの問題を解決できるチームも少なくありません。
狙ってくるチームも必ずありそうです。
今オフはまずは彼のプロテクトを実現することではないでしょうか?

