エスパルスの鹿児島キャンプは磐田とのトレーニングマッチで全ての予定を終了しました。
磐田戦は40分×4本と試合形式の時間が長く、またすべての配信があったので多くの人が2026シーズンのエスパルスの姿を見られたのではないでしょうか?
まずエスパルスが大きく変わった、変わろうとしている部分を見ていきましょう。
1本目の立ち上がりは少し狙いを出せていたのではないでしょうか?
相手陣地での守備の押し込みが見られました。
CBも非常に高い位置を取っていて、相手を深い位置に押し込むことができていました。
ボールサイドに守備で寄せる場面は、逆サイドのウイングまで連動をしていました。
ボールホルダーにプレスをかけるというのは、昨シーズンもありますが、周辺にいる数人だけでなく全員で連動しているようになりました。
ただ、10分くらいで相手がそのプレスに慣れてくると、いなされ始めてのは気になります。
しかしその後も良かったシーンも見られました。
相手のビルドで自陣に押し込まれた位置からプレスをかけ、相手の深い位置まで押し込めたのも連動ができて良かったシーンです。
相手のレベルもありますが、シュートまでも活かせていないので。守備の面では一定の成果が出せたのではないかと思います。
一方で攻撃面では課題が山積みですね。
セフン選手に当てて、カピシャーバ選手が受けてサイドを仕掛けるというのが1つのパターンであることは見て取れました。
しかしそれだけでしたね…
インサイドハーフの選手が効果的に絡むシーンはほとんどありませんでした。
アンカーのブエノ選手から大きく広げてスペースを突きたい場面があるものの、上手く入っていけていなかったですし、サイドとの連動もありませんでした。
セフン選手が抑えられたら何もできなくなってしまったという状況です。
裏抜けに対してのスルーパスや、アンカーから刺す縦パスなどが必要でしょうか?
サイドバックは高い位置でボールを持てたのは良かったですが、そこからの動かし方にはまだまだ課題が残ります。
オフサイドで取り消しとなりましたが、カウンターのシーンは良かったですね。
ただあれも相手の切り替えが遅かっただけと言えばそれまでです。
オフサイドになっているということは戻りが遅かったとも言えます。
開幕まで対外試合はおそらく1試合のみとなるでしょう。
その試合でどこまで共通認識の基準を高め、プレーの再現性を実現できるでしょうか。
「開幕が楽しみ」という状態ではなかったですね。

