静岡市の新スタジアム構想。
鈴与グループ が300億円規模で前に出るという報道で、一気に道筋が見えてきました。
今回はさらに、市長定例記者会見で公開された公式資料をベースに、「いつ完成するのか?」を冷静に読み解いてみます。
結論
市の想定スケジュールをそのまま追うと、
👉 土地区画整理の完了は「2030年代初め」
つまり、新スタジアムがこのエリアに建つ前提なら、2030年前後〜2031年あたり
これが、行政資料から逆算した“もっとも堅いレンジ”です。
市が出している“公式タイムライン”が想像以上に長い
今回の会見資料には、かなり具体的な工程表が載っています。
要点だけ抜き出すと:
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2026年
土地売買仮契約 → 事業計画検討開始
秋頃:区画整理「準備組合」設立 -
2026年冬〜2028年秋
既存タンク等の撤去(約2年間) -
2028年秋
土地引き渡し完了
土地区画整理組合設立(=ここで初めて“事業開始”) -
2029年
土地利用者(=スタジアム含む民間)と正式交渉開始 -
2030年代初め
土地区画整理事業 完了予定
2028年秋まで、まだ“更地にすらなっていない”
この点は非常に重要です
そしてスタジアム以前に、インフラ再整備、盛土、区画形成の巨大プロセスが先に走ります。
市自身が示している工程でも、使える状態になるのが2030年代初頭と読み取れます
広島と同じ2年建設?それは前提条件が違いすぎる
よく比較されるのがエディオンピースウイング広島です。
広島は、公園用地であるうえにインフラ整備済み、市主導単体プロジェクトでした。
一方、清水は、製油所跡地でタンク撤去に2年、そこから土地区画整理を行う、官民共同プロジェクトです。
難易度が別物といってよいかもしれません。
じゃあスタジアムはいつになるのか?
市の工程からざっくりと試算をすると…
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2028年秋:整理事業スタート
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2029年:正式交渉
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2030年前後:土地造成完了
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そこから設計→本体工事(約2年)
早くても2032年となるでしょうか?
かなり順調に進んだ場合でもこのあたりと考えられます
それでも今回のニュースは“本物”
ここまで読むとガッカリするかもしれません。
・市が土地を買う決断をした
・区画整理という街づくりに踏み込んだ
・鈴与が資金面で前に出た
今回初めて揃った条件です。
つまり今、「構想」ではなく「事業」にフェーズが移ったと素直に評価したいですね
まとめ
冷静に整理すると最短でも2032年前後と時間はかかります。
でも今までと決定的に違います。
新スタジアムは、ようやく“夢”から“公共事業”になった。
そう捉えるのが、いま一番リアルな見方ではないでしょうか

