セフン選手を活かす構造がデータに現れている
開幕から3試合が経過した時点でも触れた空中戦のデータですが、さらに5試合を積み上げた今、改めてこの数字に着目してみたいと思います。
セフン選手の空中戦勝利数はリーグ1位の81回。
2位の染野選手が37回ですから、2倍以上の差をつけてのトップです。
1試合平均で換算すると10回以上競り勝っている計算になりますが、これは「異様」とも言える数値です。
セフン選手の特徴が存分に活かされているからこそ、こうした数字が出てきているのだと思います。
ロングボールの供給源はどの選手か
空中戦が生まれるためにはロングボールが不可欠です。
足元でショートパスをつなぐ展開では、当然ながら空中戦は発生しません。では、エスパルスにおいてロングボールを供給しているのはどの選手でしょうか。
チーム内1位は吉田選手で69回。
GKやDFの選手がこのランキングに入ってくるのは自然なことで、リーグ全体では18位にあたる数字です。突出した数値ではありませんが、チームの中で最も長いボールを蹴っている選手であることは確かです。
注目したいのは、チーム内2位の梅田選手です。
出場4試合でありながら、すでに56本のロングボールを供給しています。
距離や精度に課題があることは事実ですが、それでも実戦の中でロングボールにチャレンジし続けている姿勢が、このデータにはっきりと反映されています。
明確な課題を持って取り組めば改善できるスキルだと思いますし、実戦の中で成功体験を積み重ねていってほしいですね。
データが示すチームの構造
ロングボール供給→セフン選手への空中戦というルートが、数字の上でも可視化されていることは、チームの設計図が現実として機能しつつあることの証拠だと思います。
また、空中戦勝利数のランキングにはブエノ選手の名前も入っています。
これも役割の変化が見て取れるデータの一つではないでしょうか。
ほぼ半分を終えた百年構想リーグ。
細かなデータの一つひとつに、チームの土台が着実に組み上げられていることが映し出されています。


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