8試合を終えて――エスパルスの現状をどう評価するか
週末にACLの影響で未消化となっていたリーグ戦が消化され、全チームが8試合を終えた状態となりました。
百年構想リーグのレギュレーションでは、清水エスパルスは勝ち点13で4位となります。
通常のレギュレーションで換算すると2勝5分1敗で勝ち点11。PK勝利によって2ポイント上乗せされているかたちです。
通常レギュレーションベースの主な指標は以下のとおりです。
| 指標 | 実数 | 1試合平均 |
|---|---|---|
| 勝ち点 | 11 | 1.37 |
| 得点 | 9 | 1.12 |
| 失点 | 7 | 0.87 |
| 得失点差 | +2 | — |
この1試合平均勝ち点(1.37)を38試合に換算すると、最終的な目安は勝ち点52となります。
昨シーズンの結果で言えば10位相当の水準です。
吉田監督が構築している守備面の安定は評価できる
8試合を終えた段階での最も評価すべきポイントは、やはり守備の安定感でしょう。
昨シーズンは51失点、1試合平均1.34失点という数字でした。それに対し、今シーズンここまでは1試合平均0.87失点と1点を下回るペースに抑えられています。
まだ8試合という段階ではありますが、これはリーグ東西合わせても5チームしか達成していない水準です。
勝ちきれない印象と、それでも感じる上向きの兆し
一方で、5分けという数字が示すように、通常のレギュレーションで見れば「追いつかれる試合」が多く、勝ちきれないという印象を持ちやすい状況でもあると言えるでしょう。
ただし、前節では今シーズン初の3得点を記録して勝利を収めることができました。
その白星で中断期間に入れたことは、チームとしてもサポーターとしても、印象を上向きに保つうえでポジティブな意味を持つ結果となったのではないでしょうか。
次節:対戦相手のヴィッセル神戸
中断明けの次節は、ACLの日程の関係から水曜日の開催となります。
この試合でシーズンの折り返しとなります。
相手はWest首位のヴィッセル神戸との早くも再戦です。
前回対戦では相手に早々に退場者が出たことがエスパルスの勝利につながる一因となりましたが、同様の展開になるとは考えにくいでしょう。
対等な条件でどこまでやれるか、試される一戦となります。
得失点差の関係で首位に立つには3点差が必要となり、難易度は高いとは言えますが、結果次第では暫定首位の可能性もゼロではありません。
また、通常のリーグ戦で見れば7戦負けなしという状態が続いています。
中断明けの重要なゲームで、この記録をさらに伸ばす戦いに期待したいところです。


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