リーグ戦がいよいよ再開です。
3週間ぶりの試合なのでこの期間が非常に長かったですね。
けが人の復帰を期待したのですが、残念ながら間に合わなかったようです。
補強もないので、現有戦力で本格的な後半戦を戦うこととなります。
再開初戦の横浜FMはリーグ最少失点のチームです。
前回のホームでの対戦のときも、堅いというイメージはあまりないのですが、何か入る気がしないという印象です。
そしてカウンターで仕留められたというゲームでした。
あの試合では珍しくエスパルスのほうが支配率が高かった試合でもありました。
試合後は「きっとこういう試合が多いのだろう」と感じたのを覚えています。
その横浜FMは8戦負けなしです。
間にエスパルス戦を皮切りにした5連勝が含まれます。
絶好調と言っていいでしょう。
負けなしの試合の時の特徴は
「得点が取れている」
という点にあると思います。
守備は開幕当初から堅かったのですが、得点が取れずに勝ち点が伸びませんでした。
現在直近8試合で13得点と点が取れてきています。
その前の8試合が4得点ということを考えると、大きく改善しています。
その得点パターンはセットプレーとクロスです。
全体得点の半数を占めます。
ドリブラーが強いので、ファールをもらえたり、サイドのスペースを突くことができるのでしょう。
そのチャンスを決め切るというのが今の強さだと思います。
前回の対戦でカウンターによる失点のイメージが強いですが、まずは相手のスイッチであるドリブルへの対応は忘れてはいけないですね。
早いクロスへの対応は今のDF陣は得意とは言えないですからね。
むしろ止め切って割り切って守るというのも良いのかもしれません。
セットプレーの高さは今はリーグ屈指となります。
対人に強い鎌田もいるので、簡単にはやられないと思います。
カヌとデュークが出場するようになってから高さが増し、セットプレーで失点していないですからね。
逆に攻撃もセットプレーがチャンスとなります。
高さであれば間違いなく分があります。
後はキッカーですね。
ファーサイドにいいボールが出れば、折り返しからのチャンスが期待できます。
得点チャンスは生まれるはずです。
その為にも最初のセットプレーは、目先を変えるためにもショートコーナーなどを使っても良いかもしれません。
相手も高さを警戒してくるでしょうから、まずは守備でのリズムを取らせないことも重要です。
このようにセットプレーがカギとなると思いますが、全体的な戦い方はG大阪戦がベースでよいと思います。
しっかりと守備の意識をもっていればよい戦いはできるはずです。
ただ公式戦連勝をしたということで、ゆるみが出ることも想像できます。
これまでそんな試合を何度も見てきました。
立ち上がりに失点するようでは、相手のペースになることは間違いないですね。
「失点をしない」
このことだけに集中すればセットプレーでチャンスが回ってきます。
守備に対する意識をどれだけ持てるかがこの試合のポイントですね。