エスパルスの公式サイトに、宮原コーチのロングインタビューが公開されました。
プロになるまでのキャリアから始まり、指導哲学、そして吉田監督との関係まで——読み応えのある内容でした。今回は、無料公開分の言葉を中心に、その中から特に印象に残ったフレーズをご紹介します。
「答えを教えるのではなく、気づかせる」
インタビューは宮原コーチのプロになるまでのキャリアから始まります。
その中で、子供のころからのスタイルが今の指導にも通じているとわかる言葉がありました。
「一つ気をつけていたのは、僕が全部正解というわけではないということ。それは今の指導にも通じていますけど、僕らは答えを教えるのではなく、いかに選手がハッとなって気づけるかが大事だと思っています。」
コーチのコミュニケーションスタイルは千差万別です。
監督の意図を正確に伝えて動かすのも一つのアプローチ。一方で、選手自身に気づきを与えるのもまた一つのアプローチです。
宮原コーチのスタンスは明確に後者——それがすでに少年期から形成されていたというのは、興味深いことでした。
ストロングポイントを伸ばす、寄り添う指導
プロ入りのタイミングでは、評判とは裏腹に出場機会を得られない時期があったそうです。そこでの経験が、今の指導哲学に直結していると語っています。
「僕は課題ばかり与えるのは嫌なので、ウイークポイントにも少し向き合いつつストロングポイントをどうやって伸ばすかという伝え方をしています。今は映像もありますから抽象的ではなく具体的に伝えることができますし、最後はやっぱり選手自身がハッとなれるか。一方通行ではなく、2人で同じ道を一緒に歩いているような寄り添い方ができたらいいかなと思いながらやっています」
「一方通行ではなく、2人で同じ道を一緒に歩く」 というフレーズが、宮原コーチの指導観を端的に表していると感じました。
課題の羅列ではなく、強みを伸ばすことを軸に置く。映像という具体的なツールを使い、選手との対話を重視する。選手側から見れば、これほど心強い存在もいないのではないでしょうか。
吉田監督との共鳴する部分
インタビュー後半は、吉田監督との関わりについての内容になります。
「吉田監督の考えで一番共感できる部分は?」という質問に対し、宮原コーチはこう答えています。
「選手に迷いなく、気持ち良くサッカーをさせたいというところは僕も一緒ですね。」
公開分はここで終わりますが、この一言にスタッフとしての一体感が滲んでいます。 吉田監督と宮原コーチが同じ方向を向いて仕事をしていることが、言葉からも伝わってきました。
アプリ版では、さらに深い内容が
公式アプリ内では、吉田監督のコミュニケーションの特徴や、宮原コーチ自身の経験から見えてきたこと、プレーの選択における「決められた部分」と「そうでない部分」など、試合の観方が変わるような内容が続いています。
チームにおける宮原コーチの役割も細かく語られており、読み応えは十分です。
そして、「昨日何食べた?」という一言からつながる言葉——それが今の選手たちの成長に間違いなくつながると感じる内容だそうです。何を指しているのか、ぜひアプリで確認してみてください。
戦術や数字だけではわからない、チームの内側が少し見えた気がするインタビューでした。


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