1-4と今季最大失点を喫した敗戦となりました。
結論から言えば、
夏場の上位チームとの連戦で戦えるだけのチカラがなかった。
ということでしょう。
相手はゲームプランがはっきりしていました。
・前線からの守備を外すためにボランチを落とす
・前線にいる速い選手の特徴を活かすために裏を狙う
ここがはっきりしていました。
クリスティアーノ 30回
ハモンロペス 29回
柏の前線のスプリント数を見れば歴然です。
この戦術に前半から失点はなりませんでしたが、簡単にチャンスを創られるシーンが多くありました。
相手の戦いによってラインを下げるなどの工夫もできると思いますが、試合中の修正力という点は大きな課題です。
ただ失点シーンはコメントのしようがありません。
全てカウンターによるもので、個の部分で簡単に負けました。
CBが一発でかわされるというチームはあまり見られません。
一人で勝てないなら時間をかけさせて、味方の帰陣を待って数的優位を作る必要があります。
しかし簡単に飛び込んでかわされる。
ロングボールに競り負けて倒される。
その後のシュートシーンは相手もうまかったですが、交わされた時点で勝負はありました。
あそこまで個人の差を見せられると悔しさもないですね。
チカラの差というところでしょう。
レベルの高いFWへの対応をどうするか考えなければならないですね。
カウンターへの準備があまりにも悪すぎます。
それ以外でも、パスがマイナスに入るシーンが多くみられました。
特にデュークとカヌからのパスにその傾向が強いですね。
あのパスだとチーム全体がノッキングをします。
細かいところですが、ずっと気になっている部分でもあります。
新戦力の増田がデビューをしました。
何か特別なプレーができたわけではありませんが、スタートを切ることができました。
基本的なプレーですが、パスを出した後にしっかりと動くというプレーは、他の選手も見習う点ですね。
しきりに周りに声をかけていましたが、中々伝わっていなかったようです。
右サイドの守備で鎌田に、浮いたポジションを取っていた相手選手に付くように声をかけていましたが、鎌田はそれを無視していました。
ボールが入りそうになり、増田がその相手にアプローチに行ったのですが、明らかなコミュニケーションロスです。
この辺りは時間をかけることで解消していく必要があるでしょう。
4失点目の時点で、スタジアムから多くの人が帰り始めました。
六反のセーブがなければ、あの光景ももっと早い時間になったのかもしれません。
どうしようもない失点を重ねた試合というのが、昨日の試合の評価ですね。