ホームで行われた柏戦は、厳しい戦いになることを予想していましたが、その予想以上に厳しい結果を突きつけられることとなりました。
北川選手、ブルネッティ選手がメンバー外という状況の中、特別指定選手である辻友翔選手がスタメンに名を連ねるという、緊急的なメンバー構成での一戦となりました。
対戦相手の柏レイソルは、ここまでリーグ開幕から3連勝と好調を維持しているチームです。前線の推進力に加え、両サイドを大きく使いながら中央にスペースを作り出す攻撃パターンを持っており、清水にとっては警戒すべき相手でした。
前半の展開 ~見えにくかった狙いと決定機~
立ち上がり、エスパルスは左サイドからの攻めが中心となっていました。須貝選手のオーバーラップのスペースを作る狙いを持ちながらプレーをするのですが、左サイドで作ることになったのが柏がそうさせているのか、エスパルスがあえてそうしているのか、なかなか見えにくい立ち上がりでした。
開始直後は柏の小泉選手へのパスをカットし、前進できるシーンを作れたのは良い形でした。
ただ、相手のキーマンである小泉選手が18分のシーンで決定機を演出します。この時、柏は両サイドが大きく開くことでエスパルスの4バックも外に引っ張られ、中央が開くことになりました。そしてそこに股抜きのパスを通され、決定機が作られることになりました。しかもそこに飛び込んできたのが大外にいた選手だったため、この攻撃を捕まえ切るのは非常に難しい状況でした。相手ながら非常に良い攻撃をしてくると感じた場面です。
エスパルスは相手と入れ替わって、後ろから手をかけられてもファウルを取ってもらえないなど、なかなか試合のペースをつかむことができませんでした。守備では踏ん張りを見せていましたが、開始30分あたりで一杯一杯になっている雰囲気を感じました。37分にはスンウク選手のチャレンジがかわされ大ピンチを迎えますが、クロスバーに助けられ、前半を無失点で切り抜けることができましたが、このレベルの決定機を次々と作られることとなりました。
後半の展開 ~崩れゆく展開と痛恨の失点~
後半立ち上がりは前から圧力をかけることができ、相手にショートパスをつながせず、前線から下がってきた選手を後ろ向きでプレーさせる入りができていました。ただ、相手陣地に押し込んだとしても、チャンスを全く作れない状況が続きます。
交代のタイミングでジャーメイン選手を右に配置するなど、何か変えようという意図は見られましたが、得点機を作ることはできませんでした。攻撃の連動という意味では皆無と言わざるを得ない状況で、狙いもなくただ前線にボールを入れるだけでは得点機は生まれません。
そして左サイドの裏を一発で取られ、対応が後手に回り、ディフェンダーの前に相手アタッカーに入られて失点を喫します。
失点後、小泉慶選手を投入するも負傷というアクシデントが重なり、チームは統率を欠いた状態に陥ります。単独でプレスに行く場面が多くなったため、そのプレスは簡単に回避され、一気に押し込まれ続けることになりました。後半も立ち上がりだけは勢いよく守備の圧力をかけおしこむまでで、そこから何もできないというのは、前半と全く同じでした。
まとめ
そのまま試合終了となり、エスパルスは3連敗となりました。
攻めのカタチが全く無い中、交代でさらにひどくなる試合も3試合連続で見せられ続けています。打開する策の欠片すら見られません。
3試合連続無得点という厳しい結果です。この攻撃面の課題、チームの課題については、触れると長くなりそうなので、整理して別の記事でまとめたいと思います。

