エスパルスは今日、ホームのアイスタでFC町田ゼルビアと対戦します。
リーグ戦で3連勝したあと、ルヴァンカップでは逆転負けを喫しました。前節のガンバ大阪戦では2-0から追いつかれ、終盤に失点する悪い癖が出ています。
せっかくの勢いを失いつつある中で迎えるのは、首位と勝ち点で並ぶ2位の町田です。
上位チームから勝ち点を奪えていない現実
ここまでのエスパルスの成績は4勝2分4敗で、ちょうど五分です。
ただ、中身を見ると厳しい現実があります。勝ち点3はすべて下位チームから挙げたものです。上位チームとの対戦では1分4敗と、ほとんど勝ち点を取れていません。
これまでの戦績を考えるだけでも、今日の試合はかなり厳しいものになると予想されます。
対戦相手のFC町田ゼルビア
町田はここまで7勝2分1敗、勝ち点23で2位につけています。首位の広島、3位のFC東京も勝ち点23で、3チームが並ぶ大混戦の上位争いです。
まず目立つのは得点力です。
町田は10試合で25得点を挙げていて、広島と並んでリーグ最多です。
これまで無得点に終わった試合は一つもありません。複数得点を挙げた試合は7試合にのぼります。
面白いのは、シュート数自体は1試合平均11.6本でリーグ14位にとどまっていることです。それでもシュート成功率は21.6%でリーグ1位です。つまり、シュートの数ではなく、決めきる力が突出しているチームだということです。
さらに、複数得点を挙げている選手が7人もいます。特定のストライカーに頼るのではなく、どこからでも、誰でも決めてくる。それが今の町田の怖さです。
警戒すべきクロスとセットプレー
町田の得点パターンで目立つのはクロスです。得点の約3割(28%)がクロスから生まれています。
ただ、町田の得点力はそこだけに頼っていません。
セットプレーを直接決めたゴールもあり、セットプレー絡みの得点は全体の約4分の1を占めています。
エスパルスはここまで、クロスから失点することはそれほど多くありません。それでも今は、けが人の影響で中で跳ね返すタイプのセンターバックを欠いた状態です。町田のクロスやセットプレーに対して、空中戦でどこまで耐えられるかは大きな不安要素です。
この試合のポイントは、エスパルスがどこまで耐えられるかになりそうです。
開始早々に失点するようなことがあれば、大量失点を喫するおそれもある相手だと思います。
過密日程の町田に活路はあるか
一方で、町田にも不安材料はあります。
前節の町田は、ベンチにゴールキーパーを2人入れていました。ベンチの枠も使い切れていませんでした。連戦が続く中で、選手のやりくりはかなり苦しくなっているように見えます。
もちろん、スタメンやベンチに名を連ねるのは超豪華なメンバーです。強い相手であることに変わりはありません。
それでも、町田はギリギリのところで戦っているチームでもあります。ここに活路を見出したいところです。
日程を見ると、エスパルスは中3日、町田は中2日です。しかもエスパルスのホームゲームです。わずかではありますが、日程面の有利さはエスパルスにあります。
前半を粘り強く耐え、町田の足が止まり始める時間帯に勝負をかける。そんな展開に持ち込めるかが鍵になりそうです。
町田戦と広島戦で取り戻したい勝ち点2
今日の町田戦のあとには、次節の広島戦が控えています。上位との連戦です。
ガンバ大阪戦で失った勝ち点2を、この2試合で取り戻す必要があります。
これまでの戦績を見れば、相当に厳しい戦いになることは容易に予想できます。
だからこそ、その予想を覆すような戦いを見せてもらいたいですね。

