今日はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦します。エスパルスの連戦は、この試合で一旦終了となります。
前節はホームで町田に0対5と大敗を喫しました。その前にはカップ戦での逆転負け、そしてラストプレーで勝ち点2を失った試合もあり、これが直近のエスパルスの成績です。
非常に悪い流れの中で迎える連戦最後の相手は、上位チームの広島です。
ただ、広島もエスパルス同様、前節はまさかの大敗を喫しています。お互いにとって仕切り直しの一戦であり、この試合に懸ける思いは強いはずです。
対戦相手のサンフレッチェ広島
広島は前節こそ長崎に0対4で敗れましたが、これまで11試合中6試合でクリーンシートを達成しています。
前節までは4連勝しており、そのうち3試合を無失点で抑えていました。その連勝のスタートとなった試合では、失点こそあったものの6得点を挙げており、リーグ2位の攻撃力も備えています。
前節の0対4という結果が異常値なだけで、それまで首位に立っていた非常に強力な相手です。
どこからでも点が取れる広島の攻撃
広島はシュート数がリーグ1位で、1試合平均19.3本を記録しています。
さらに枠内シュート数もリーグ1位です。リーグで最も相手ゴールに迫っているチームと言ってよいでしょう。その結果として、得点数もリーグ2位と高い数字を誇っています。
得意な得点パターンがあるというよりは、どこからでも点が取れると言った方が正確です。ボール保持率もリーグ1位で、相手陣地に押し込み、そこから押し切るスタイルは、まさに力で相手を上回ってきたと言えます。
これまで上位チームとの対戦が少ない広島ですが、下位チーム相手にその力を遺憾なく発揮し、ここまでの成績を残してきました。
後方からのビルドアップも非常に上手なので、エスパルスは前からプレスをかけるのが難しくなるかもしれません。オセフン選手がピッチにいる時間はプレスもかかりますが、交代すると途端にプレスがかからなくなり、一気に押し込まれる展開が予想されます。
崩壊したエスパルスの守備
エスパルスにもし勝ち筋があるとすれば、前半の立ち上がりに先制し、優位に試合を進めたうえで追加点を奪えた場合に限られるでしょう。
守備は完全に崩壊しており、4試合連続で複数失点を喫しています。前節は5失点の大敗で、失点の仕方を見ても、すぐに立て直せる状況にはなさそうです。
終盤に体力を奪われて足が止まり、あっさりと決められる。そんな試合が続いています。正直なところ、今のスカッドで失点が減るとは思えません。
広島の守備に穴はあるか
広島は失点数こそ少ないものの、アタッキングサードでパスを繋がれた時に失点しています。実に失点の60%がこの形です。
エスパルスとしては、アタッキングサードでいかに縦のパスを入れられるかがポイントになりそうです。クロスにはめっぽう強い守備なので、インサイドハーフやアンカーの選手がどれだけ前向きなプレーを出せるかが鍵となります。
とはいえ、インサイドハーフが機能しているとは言い難く、チャンスを作れているのは左サイドで複数の選手が絡めた時です。相手もそれは分かっているので、そこを分断しにかかってくることでしょう。
求められるのはチームの地力
ここまでのエスパルスは、上位チーム相手に勝ち点わずか1です。前節の圧倒的な力負けを見せつけられた直後の試合であり、かなり分が悪いと見るのが妥当です。
中2日という日程もあり、戦術的な修正は難しく、チームの地力が問われる試合です。
その状況で上位チームとアウェーで対戦するのは、非常に厳しいものになるでしょう。
今節の結果次第では14位まで順位を落とす可能性があります。勝ち点の上積みは難しいのかもしれませんが、まずは連敗しないようにしなければなりません。

