エスパルスは無得点のまま3連敗を喫しています。
今シーズン2度目の3連敗ですが、前回(横浜FM、C大阪、柏にいずれも0-1)も、連敗中は1点も取れていませんでした。
今季の7敗のうち6敗が無得点での敗戦です。13試合のうち、およそ半分の試合で得点が取れていないという状況です。
同じような状況にあるのは東京Vと水戸です。エスパルスの現在位置は、この2チームと同等といっても良いでしょう。
攻撃スタッツが示すエスパルスの厳しい現実
攻撃に関するスタッツをまとめてみました。数値は試合平均です。
| 項目 | 数値 | 順位 |
|---|---|---|
| ゴール | 0.8 | 20位 |
| シュート | 9.7 | 18位 |
| 枠内シュート | 3.0 | 18位 |
| シュート成功率 | 7.9% | 19位 |
| パス | 355 | 20位 |
| 30mライン進入回数 | 30.5 | 16位 |
| PA進入回数 | 10.5 | 13位 |
| ボール保持率 | 43.0% | 19位 |
散々な結果となっています。
ボールを持てない、アタッキングサードに行けない、シュートを撃てない、枠に飛ばない、決められない。 そういうデータが見事に並んでいます。
オフサイド回数リーグ最下位が意味するもの
もう1つ、見逃せないデータがあります。オフサイド回数がリーグ最下位です。
これは、相手のDFラインの背後を狙う動きが皆無だということです。
相手DFからすれば、目の前の選手をとらえるだけなら簡単です。空中戦に強いオセフン選手がいたとしても、ボールが来る場所さえ分かっていれば、DFも競り勝てますし、複数でアプローチに行くこともできます。
上位チームに見せられたチーム練度の差
この辺りを上位チームは徹底しています。
広島戦では、オセフン選手に対して3人がアプローチに行って囲み、何もさせませんでした。
広島は他のエリアを制圧できているので、オセフン選手に3人を当てても、守備にほころびがまったく生まれませんでした。
前節の京都戦では、オセフン選手がフリーでボールを収めるようなシーンもありました。ここはやはり、上位チームと下位チームの練度の差ということでしょう。
ただ、その京都戦でも枠内シュートはゼロでした。仮に前線にボールが収まったとしても、そこから何も生み出せていないことが、数字ではっきりと示されています。
すでにエスパルスは積み上げてきたものすら失わいつつある
得点が取れない状況が続く中で、オセフン選手がどんどんサイドに流れていってしまいます。
サイドでボールをキープできても、中には誰もいない。そんなシーンが何度も見られました。
百年構想リーグから積み上げてきたものすら、もうできなくなっている状態でしょう。
東京V戦、そして2週間のブレイクへ
次戦は、同じく得点に苦しむ東京Vとのホームゲームです。
そして東京V戦の後には、2週間のブレイクがあります。ここで何かにチャレンジすることが必要でしょう。
「けが人が、けが人が」と言っていますが、もし選手が戻ってきたとしても、長いシーズンではまた離脱が出てくるはずです。
その時に今と同じような状況であれば、来シーズンのカテゴリーが下がる位置まで順位を落とす可能性は高くなるということです。
全く攻められていない。このデータを受け止めて、チームはどう変わるのでしょうか。それとも、変えられないままなのでしょうか。次節の下位チーム同士の対戦でも勝ち点が取れる予感はできません。

