今日はホーム最終戦です。
再び残留がかかった試合となります。
数試合前までは、ほとんどの人が33節は勝ち点を計算していた試合だと思います。
リーグワースト失点で断トツで最下位に沈んでいた新潟が相手だからです。
おそらく降格が決まり、意気消沈している相手という想像をしていたのではないでしょうか?
事実、新潟は前節で降格が決まりました。
しかし、想像していたものとは大きく異なります。
直近の5試合ではリーグトップクラスの勝ち点をあげているチームです。
首位の鹿島をも上回る勝ち点をあげてきました。
降格が目の前に迫ったことで、戦い方が整理されたという事でしょうか?
全員がハードワークして、前から押し込むことで自陣ゴールから相手を遠ざける。
これで失点が減らせる。
攻撃は積極的なサイドアタックで得点を狙っていく。
こうすることで無失点に抑え、得点を伺えることになりました。
終盤にきて「勝つための解」を見つけたことになります。
一方エスパルスは勝つどころか得点の取り方を忘れたようです。
守備を意識して、セーフティファーストン戦いを選択しました。
しかし前節でそれも通用しないということが分かったので、戦い方を変更するかもしれません。
しかし、チームの意識がバラバラになるような気がします。
つなぎたい選手、安全にいきたい選手がピッチに混在すると、絶対に上手く行きません。
全ての選手が孤立して、前からプレスをかける相手の餌食になることは明白です
前からくる相手をかわせればチャンスを作れる
と思っているかもしれませんが、新潟はそうさせなかったため、勝ち点を伸ばしています。
今のエスパルスが中途半端に相手のプレスをかわしていこう
などと考えたら、ずっと自陣で相手にボールを持たれることになりません。
大切なことは
チームの意識を1つにすること
時間帯によって戦い方をはっきりすること
そして何より絶対に勝つという強い意志を持つこと
この3点です。
相手は精神的なプレッシャーから解放されています。
結果も残せているので、「サッカーを楽しむ」という原点に立ち返っているかもしれません。
そうなるとものすごく良い戦いをしてくるでしょう。
残留がかかった試合なのでモチベーションはエスパルスのほうが高くなければなりません。
立ち上がりから押し込まれることがないように、アグレッシブに臨んでほしいですね。
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