最後の中断期が終わりリーグ戦がいよいよ再開します。
残り3試合、残留をかけた戦いです。
36節はホームで広島と対戦します。
エスパルスは監督交代後、2週間の時間が与えられました。
札幌戦では中2日でコンディション調整しかできなかったので、実質的な平岡監督の初陣と言っても良いでしょう。
ただ、1試合やっていたことは大きいと思います。
ただ想定で2週間トレーニング行うよりも、公式戦で出来たことと課題を確認したうえでトレーニングに臨むとでは、中身が大きく異なります。
仮説だけで取り組むよりも、1試合挟んでいた方が絶対に良かったと思います。
この中間では攻撃と守備の最初のポイントを整理しているようです。
試合の序盤で良い形が出来れば、90分間自信をもって戦えます。
しかし、うまくいかないとなると、よりどころが無い分厳しい時間を長く過ごすことになるでしょう。
今まで以上に立ち上がりの入り方は重要になります。
ただし、相手も不安定であることは否めません。
監督交代
複数の出場停止
前節の特殊な試合の経験
さらに順位的にも目指すものはありません。
局面では上回られることは何度もあるかもしれませんが、それが続くかどうかはわかりません。
直近3試合勝ちが無いことも、チーム状態を表していると思います。
10回やって1回も勝てない相手というわけではないでしょう。
今の広島はポゼッションよりも、裏を狙ってくることが多そうです。
シーズン通してのボール支配率は50%以下で、オフサイド数は2位です。
エスパルスはおそらく、これまでより守備のポイントを前に置いてくるはずです。
そこから裏を狙われた時の対処がポイントになるでしょう。
ロティーナ監督の時は、後ろに重心があったので裏を取られることはほとんどありませんでした。
この点は守備陣が切り替えていければよいのですが、前節も何度も裏を取られていたのは気になるところです。
そこで、DFラインのメンバーがどうなるでしょうか…
ヴァウドの出場停止
エウシーニョの復帰
前節、井林の戦術的交代
また、前線もけが人でメンバーが限定されます。
ただ、この1試合という局面では、選択肢が限られている方が上手く行く場合もあります。
手詰まりになる可能性ももちろんありますが、現状できることを突き通すというのもパワーになることは多々あります。
今日の試合の結果で、残留を目前にできる可能性があります。
どんな形でも良いので勝ち点3を取ってほしいですね。
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