C大阪との試合は、何とか勝ち点1をつかんだ試合といっても良いでしょう。
ベンチメンバーに変化はありましたが、メンバーは福岡戦と一緒でした。
勝った試合のイメージをもって試合に臨む意図があったのでしょう。
ただ、立ち上がりから相手の方が出足が良かったですね。
こぼれたボールへの反応が良く、相手に拾われていました。
10分以上相手がボールを持っていましたが、決定機を作らせず凌げたのは良かった点です。
ただエスパルスの攻撃は中々作れない試合でした。
長い距離の斜めのパスでサイドチェンジするのですが、次のイメージがありません。
単騎ではがせるプレイヤーがいないと厳しいですね。
それでも先制点の場面は唯一といっていいくらい、良いカタチを作れました。
結果はオウンゴールでしたが、裏を2枚とっていたので抜けていれば1点だったでしょう。
シュートゼロでリードするという奇妙な展開で前半を終えました。
後半は立ち上がりから、相手にやられそうな雰囲気が出始めました。
自陣でが簡単にボールを取られる
裏に出るボールに対して反応が弱い
自陣からのパスがミスになる
かなり危険な場面が多くありましたが、相手のプレー精度に助けられました。
また権田が的確なポジションをとり良く止めてくれました。
フリーのシュートの場面も、逆に振られながらも止めてくれましたね。
しかしあの展開では耐えきれないですね。
よく1失点でしのいだという試合です。
失点シーンは4人競りに行けている距離でしたが、結局フリーで撃たれました。
同点になった後、相手がかなり前に来ていました。
剥がせればチャンスでしたが、全くできませんでした。
87分に後半唯一のチャンスがありましたが、まともにシュートを蹴れずに逸しました。
あのプレーの精度だと厳しいですね…。
ATのカウンターの機会も消極的でした。
勝ち点1で良いと判断したのでしょうか。勝負どころがわかっていない印象を受けました。
90分ほとんど相手のターンでしたが、良くしのいだ1戦でしたね。
サイドの守備は良くなっていたように思います。
ただしこの内容では勝ち点を積み上げていくことは厳しいですね。
湘南が勝ったために、ついに自動降格圏に転落です。
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