新サッカースタジアム建設に向けた検討委員会が開かれました。
・清水駅東口を最有力候補
・改修案についても検証を進める
上記で改めてまとまったようです。
特に新しい方針ではありませんが、山室社長は
「大きな一歩を踏み台した」
とコメントをしています。
スタジアムの建設については
「利便性はふさわしいが、津波や液状化対策の課題が存在する」
との見解が出ています。
まずは現実的なコストに収まるかどうかが、最初の焦点になるでしょう。
新スタジアムの建設と改修の両案ではなく、まずは
「新スタジアムの建設を検討」
が優先で、どうにもならない場合に改修案を検討するという位置づけのようです。
まだまだ先は長いかもしれませんが、一歩踏み出したことのようです。
コメント
あい
アイスタはそもそもエスパルス(というよりプロサッカー開催)のためでなく、平成3年の静岡インターハイの会場として整備されたスタジアムです。
開場当初の収容人員は、確か9,000人程度でした。
Jリーグの開幕後、平成5年だと思いますが、かなり無理な改修で両サイドのバックスタンドを増設し、Jリーグの基準に合うよう20,000人の収容人員を確保しました。
そもそもプロサッカー開催のために設計されていないわけですから、それをさらに改修するというのは、技術的に考えても極めて不合理と思いますし、かかるコストに見合うだけの成果が得られないように思います。
では、清水駅西口はどうかと言われると、津波対策は無論ですが、あの場所は大規模な製油所があった場所で、実は10数年前に大型ショッピングセンターを誘致する計画がありましたが、地下に多くの原油輸送用の配管があり整地に多大なコストがかかること、清水駅東口・東名清水ICからの渋滞対策の解消策が見出せないことから、断念した(外資だったと思いますが)経緯があります。
私は61歳ですが、特に今の静岡市(というより、田辺市長)の動きを観ていると、自分の存命中に、新スタジアムでエスパルスの試合を観ることは難しいんだろうなと思ってしまいます。
とても残念なことですが・・・