正直、エスパルスの状態は良いとは言えません。
直近6試合で1勝2分3敗という結果です。
何とか負け試合を引き分けに持ち込んでいましたが、ついに前節は大敗を喫しました。
そのような状況で、強敵G大阪戦を迎えます。
G大阪は勝利すれば首位をうかがえるポジションにいます。
モチベーションは非常に高く臨んでくることでしょう。
G大阪と言えば「攻撃」に特徴があり、「守備」には難がある。
そんなイメージがありますが、今シーズンは全く違います。
得点は20得点で2位
失点も8失点で2位
という数字で、攻守ともに隙がないチームになっています。
得点パターンも様々です。
クロス、セットプレー、中央突破とどこからでも点が取れます。
シュート数もリーグ位1位の数字を誇ります。
失点は一番多いのはPKで、流れの中からは4失点しかしていません。
崩すのは非常に難しい相手です。
そうなると上回るとすれば運動量ですが、そこも隙はありません。
リーグ3位の運動量を誇ります。
またスプリント数はリーグ1位です。
特徴的なのはこれまでリーグ戦で19選手がスタメンに名を連ねています。
ケガ人が多くメンバーが固まらなかったエスパルスは15選手です。
いろいろな組み合わせにもかかわらず、上記の数字を残しています。
チームとして完成しているといってもよいかもしれません。
とは言え、4月の戦いは若干不安定な面がりました。
下位の新潟や広島に苦戦をしました。
今は大宮に大勝し無失点で連勝と、安定感を取り戻した感がありますが・・・。
エスパルスに付け入るチャンスがあるとすれば、
下位に苦戦がちなG大阪
上位に互角の戦いを見せるエスパルス
このあたりでうまく噛みあうことでしょうか。
数字上ではかなり厳しい戦いが予想されます。
ただ、その通りに行かないのもフットボールです。
知っているメンバーが多い相手ですし、意地を見せてほしいですね。
4月の苦しい戦いからリカバリーする姿を見せてほしいですね。
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