秋葉監督の采配で謎と言われているものがあります。
「なぜいきなりメンバーを変えるのか?」という点です。
水戸戦もジェラ⇒高木、宮本⇒白崎とメンバを変えてきました。
勝利したもののスタッツでは圧倒され、最後は追いつかれそうな場面もありました。
個人的には水戸戦はメンバーを入れ替えるタイミングだったのではないかとも思います。
その理由を見ていきましょう
①シーズンを通したチームマネジメントを考えている
ここまで好調に勝ち点を積み上げているエスパルスですが、まだ半分も終わっていません。
厳しい夏場の試合もありますし、けが人も出ることも想定されます。
メンバーがそろわず厳しい時期が来るかもしれません。
「メンバーがそろわないときに、リーグ戦未経験の選手を減らしておきたい」
チームマネジメントの観点から言えば当然です。
秋葉監督は組織の前に「個」という点をいつも強調しています。
相手を上回る「個」がいないときに、相手に劣る「個」ではいけないと思うことでしょう。
そして劣ってしまう要因の1つに、リーグ戦の試合経験は入ります。
シーズン終盤までを見据えたときに、どれだけできるのかを把握できる選手をどれだけ持てていられるかが選手層でもあります。
未経験の選手が多く在籍しているだけでは選手層が厚いとは言えません。
いざというときにもチーム力を落とさないために、少しずつ使っていく意図ではないかと思います。
②選手を入れ替えるタイミングだった
水戸戦の前の横浜FC戦でエスパルスは敗れ連勝が止まりました。
連勝が止まったタイミングだからこそ、選手の入れ替えをしたのだと思います。
結果が出ているときにメンバーを入れ替えるのはリスクですし、選手のモチベーションにも関わってきます。
敗戦直後の試合であれば入れ替えるのも道理が通ります。
もちろん上位チームとの対戦では入れ替えはしなかったと思いますが、負けなしのホームのアドバンテージも考えれば、水戸戦での入れ替えは早めに考えていたのではないかと思います。
③チームを2つに分けないための措置
多くのサッカーチームではトップチームとセカンドチームで別れます。
トレーニングも分けることも多いですし、外国人監督はトップしか見ない監督も少なくありません。
セカンドチームのモチベーションやコンディション維持もチームマネジメントでは重要です。
エスパルスはコーチの人数が多いので、セカンドチームが置き去りになることは無いですが、ベンチに入れる、試合に出られるという結果は必要です。
そのためにもある程度はメンバーを入れ替えていきながら、シーズンを戦う必要があるのではないかと思います。
偉そうな書き方をしましたが、あくまで私見です 笑
秋葉監督の采配で不思議と感じる部分もあるかと思いますが、J2優勝しての昇格を目指すためのものと信じて応援していきましょう!
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