今日はホーム開幕戦です。
国立で行われた開幕戦に勝利をしたことでチケットの動きも好調です。
ほぼ完売状態に近づいています。
ぜひとも満員のアイスタで勝利をつかんでほしいですね。
今日の対戦相手は新潟です。
昨シーズン最終節まで残留争いをしたものの、カップ戦では決勝に進出するなど、ポゼッションを重視する特徴的な戦いで躍進をしたチームです。
今シーズンは指揮官が変わりましたが、開幕戦では横浜FMをほぼ封じ込める戦いをしていました。
シュートを15本打つなどゴール前に迫るシーンはおおかったものの、ゴール期待値の数値は高くはないので決定機という点では物足りなかったのかもしれません。
新潟の戦いは昨シーズンはパス数1位でボール保持率2位と、自分たちでボールを持つ時間を多くするのが特徴です。
しかし開幕戦だけを見るとボール保持率は47.6%と昨シーズンと比べると同じスタイルとは言い難いですね。
逆に特徴だったのは前からのプレスの強度です。
このプレスで横浜FMを押し込み勝利目前まで追い込みました。
今日の試合の最大のポイントとなるかも知れません。
エスパルスの開幕戦では相手はほとんど前からのプレスがありませんでした。
東京Vの特徴とも言われていたトランジションの速さはあまり見られなかったので、エスパルスは後ろで楽にボールを持つことが出来ました。
今日の試合ではその時間は創ってもらえそうにないので、CBからどこに配給するかがポイントです。
1つはGKに戻して高木選手を狙ってサイドに競らさせる選択があるでしょう。
ここで競ってセカンドボールを狙いに行くのが1つの選択となりますが、当然相手も狙ってきます。
そしてもう1つは左サイドで山原選手とカピシャーバ選手ににはがさせるチャレンジの選択です。
カピシャーバのキープ力は開幕戦で強さを見せていました。
そこに乾選手やボランチの2選手が絡んでいって前を向くことが出来ればチャンスです。
この2つの選択が出来なくなると前に蹴るしかなくなります。
恐らくスタメンが予想される北川選手は収めるタイプではないので、相手のターンになる確率が高くなりそうです。
エスパルスもハイラインのプレスを取り入れていますし、両チーム高い位置からのプレスの応酬が見どころとなるでしょうか。
ただ新潟は前節自陣でのボールロストはほとんどありません。
横幅をいっぱいに使ってボールを動かすことで、相手の的を絞らせないことがパスソナデータから見て取れます。
拡げられたブロックの間を狙われた後は、個のDF力となりそうです。
ただ、その走力や強さは開幕戦でも見せてくれているので、信頼したいところですね。
そしてプレスをいなした後は決定力の差が試合を決定づけそうです。
前節エスパルスはほとんどシュートを打てなかったものの、得点シーンとカピシャーバ選手の1対1の決定機を作りました。
当たり前のことですがこういったシーンで決めきることが勝ち点3につながる最大のポイントです。
エスパルスの強みは交代枠をつかって、システムを変えながら戦える点にあります。
拡大したベンチ要因を最大限使って、90分で勝ち切る試合を見せて欲しいですね。
劣勢な状態でのベンチワークはどうなるか見えていないので、同点かリードした状況を作り続けて欲しいですね。
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