エスパルスの後半戦の成績は散々です…
8試合の成績は1勝4分3敗で獲得した勝ち点はわずかに7です。
複数失点も3試合あり、無得点試合は5試合もあります。
点が取れない、守れない状態で何とか勝ち点を取れたのは、相手に前半で退場者が出た試合とスコアレスドローで何とかしのいだ試合のみです。
残留のために勝ち点3を取るためには最低限得点が必要です。
ただ繰り返しになりますが8試合中5試合で得点が取れていません。
後半戦8試合の得点とゴール期待値を見てみましょう。
そもそもチャンスを作れていないのか、それとも決め切れていないのかが客観的に見えてきます。
21節 名古屋 1得点 0.819
22節 柏 0得点 2.680
23節 町田 0得点 1.478
24節 横浜FC 2得点 1.643
25節 広島 0得点 0.971
26節 横浜FM 1得点 1.389
27節 福岡 0得点 0.673
柏戦のゴール期待値が高いのはPKがあったからです。
G大阪戦や町田戦に関しては決め切れなかったという数値ですが、後はゴール期待値と実際の得点との差はそれほど感じません。
無得点の際のゴール期待値が0.00ということは無いので、試合数が増えれば自ずとゴール期待値が高くなりますが、1.00未満のゴール期待値では得点は難しいですね。
なので、シーズン通してのゴール期待値は実際の得点より上回ることになりますが、より現実に近い数値で見ればデータ通りと言ってよいでしょう。

つまり得点機自体を創り出せていないということです。
相手のブロックの外でショートパスをつないでいるだけで、意図がないパス回しを続けている時間が多いことが要因でしょう。
エリアの中にかける人数が少なすぎますし、エリア内でのプレー精度が極端に低いですね。
移籍ウインドーで獲得した選手は得点力がある選手では無く、前線で献身的に守備ができる選手です。
少ない決定機で決め切る人材がいない中、どうすればよいのでしょうか?
前節のように守り前提で戦えば引き分けに持ち込めるかもしれませんが、残留には8つ引き分けなければなりません。
さすがにそれではもたないでしょう。。。
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